乗り換えと言っても、キャリヤーを変えるわけでもなく、Rakutenの中でのプラン変更だ。
約2年前に、それまで長年使っていたSoftbank(元はJ-Phoneでその後vodafoneになり)の契約を解除し、よりリーズナブルなRakutenにMNPした。
新規契約ユーザーは2年間の割引特典が使えるとのことで、毎月の料金は1600円少々で済んでいた。データ量MAXが2GBのプランだったが、それを超えることはほとんどなく利用上は問題なかった。唯一、本体が旧タイプのiPhone SEだったので、処理速度と電池容量が難点だったが、大きな問題ではなかった。
”なんとかは忘れた頃にやってくる”
……ではないが、月々の請求額を見ていたら、なんと最新月の金額が今までの倍、3300円台に跳ね上がっているではないか。それを見て「あぁ、もう2年も経過してしまったんだ」と割引期間のことを思い出した。そして、それと同時にRakutenの新プラン『UN-LIMIT』のパンフが手元にあることも。
この新プランを今までの自分の使い方に当てはめると、月々のコストは980円(税抜き)となり、単純比較では従来より安くなる。ただし、今使っている旧タイプのiPhone SEには対応していないらしく、このプランへの移行は保留していたわけだ。
でも、今回のコストアップが移行への後押しをしてくれた形になった。通信料金と合わせて、新規購入の本体(新型iPhone SE)の割賦を考慮すると、2000円を超えるがそれでも今のプランをそのまま使い続けるよりずっと安い。割賦は48か月に設定したので、4年後の運用コストは最安値となるであろう。
また、今回の移行時に5000ポイントもらえるらしい。さらに、本当かどうかは分からないが、ある特定の操作をするとさらに20000ポイントももらえるという、信じがたい特典が付いてくる。これらのポイントについてはあまり期待せず、付加された時点で”ラッキー”と思うようにしておくが、実は、移行後に気が付いた”思わぬ特典”が嬉しかった。それは、通信の体感速度が向上したことだ。結局、これはRakuten回線の品質というより、iPhone本体の処理能力が向上したせいだと思うのだが、いずれにしても嬉しいオマケであった。
今では、コンビニなどでキャッシュレス決済を多用しており、その際に、対応アプリを起動することになるが、旧来のSEではかなりもたついてレジ前で焦ったりもしたが、新しいSEでは、そのストレスがまったく感じられなくなった。運用コスト云々よりも、こちらの方が移行の効果が大きかった感じである。
”なんとかと畳は新しいほうが良い”
以下、移行時の手順のダイジェスト。