suna8’s blog

還暦を過ぎたジジーの普通の日記

パッとサイゼリヤ~

この日記のタイトルの「パッとサイゼリヤ~」というのは、その昔、1990年代にテレビで耳タコになるほど流れていたCMソングをパロったわけで、オリジナルは『パッとさいでりあ~』なのだ。

www.youtube.com

今は亡き小林亜星氏がCMにも出ているが作詞・作曲も氏が担当した。

小林亜星 パッ!と さいでりあ 歌詞

この”さいでりあ”と言うのは新興産業という企業の商標で、このCMなどでかなり売り上げを伸ばしたようだが、悪徳商法など色々と問題を起こし、残念ながら倒産に至った。


という余談はさておき、最近、サイゼリヤで週末や仕事帰りなどに軽く一杯(パッと)呑むのがマイブームとなりつつある。もちろん例によってセンベロが基本だ。 

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センベロセット(仮称)❶

👆ワイン・デカンタ250㏄(200円)+エスカルゴのオーブン焼き(400円)+チキンとブロッコリーのサラダ(350円)+【追加】グラスワイン(100円)=1050円(税込み)

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センベロセット(仮称)❷

👆ワイン・デカンタ250㏄(200円)+エスカルゴのオーブン焼き(400円)+柔らか青豆の温サラダ(200円)+【追加】ワイン・デカンタ250㏄(200円)=1000円(税込み)


"エスカルゴのオーブン焼き"がカブっているがお気に入りの料理で、サイゼリヤ以外では(今のところ)見たことがないので貴重でもある。ガーリック風味が利いていてつまみにうってつけだ。あと、サラダが以前よりボリュームアップしたように思うが、記憶違いかも知れない。


前回の日記でメニューが変わって端数がすべて切り上げられ(一部値下げあり)たという大きな変化があったことを書いたが、さらに注文方法も変わってしまった。ホール係の待ち時間(客があーだこーだ言いながら料理を選ぶ時間)の割愛が目的だろうが、結局、ホール係はこの記入用紙に書かれたメニュー記号を見ながら端末に打ち込み、料理内容を確認するという手順になり、トータルでそんなに手間が削減されたわけではない。コールボタンを押す前に料理を決めておかない客がいるせいで、こうなってしまったんだろうが、なんともはや。

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蛇足になるが、やはり夏休み期間なのか、客の半分以上を学生で占められており、なんとも落ち着かない状況だ。ワンコイン程度のオーダーで1時間以上粘る輩も多いようで、客の回転はすごぶる悪い。それ以上に、たまに大声で奇声をあげる野郎もいて、なんとかしてほしい。余程注意しようかとも思ったが、ぐっとこらえて静かにワインを飲んでいた。(実は以前、注意したことがあるが、逆切れされそうになった)

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以上。

 

刑事コロンボ#18「毒のある花」

原題:Lovely but Lethal(直訳:可愛いが致命的)

日本語版:1974年 NHK総合

 
【今回の小ネタ】
 
☆冒頭で印象的に登場する一眼レフカメラ
なんだかホラー映画風に始まる冒頭のシーンに、小道具として使われるカメラ。事件には関係ないのだが気になる存在だ。今回登場したカメラの機種は不明だが、これを見て思い出したのが新聞記事。日記の日付的には前後するが、2020年7月31日に1950年代の国産一眼レフカメラなどが今年の『機械遺産』に選ばれたという。今ではほとんどデジタル化しており、さらにミラーレスもあったりで、当初に比べると”機械”という感じではなく、電子機器になってしまったカメラ。

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☆気になる小道具その2

化粧品会社の撮影ルームに登場するカメラは二眼レフ以前のエピソードでも登場したが、その時は現場の警官が持っていたが、今回はプロが扱っている。これも今のところ機種は不明。また、酔っぱらいの研究開発者が飲んでいた酒瓶も気になった。「VALLEY……WHI...」と書かれているように見える。検索すると1番近いのが「platte VALLEY corn WHIsky」だが、まあ小道具なのでこだわる必要もないか。

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www.thewhiskyexchange.com

☆気になる小道具その3
気になると言えば、コロンボ自身が現場検証で気になった点が”八角形の跡”。台所のシーンなのできっと小麦粉の缶だろうけど、その底に付いた跡がなんとも不自然に見える。その後のシーンで実際の瓶底がアップで登場するが、瓶底自体の形状も不自然だし、その瓶で付いた跡とは思えない。周りの円形の部分の跡はどこにいったのだろうか。八角形の部分がとび出しているため、という説明も出来るがそうは見えない気がするし。まあ、どうでもいい枝葉の話ではあるが。

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☆気になる小道具その4

犯人と第2の犠牲者が海岸で落ち合う時刻を決めていたため、その時刻を気にするシーンで両者の腕時計がアップになる。やはりこれは、持つ者と持たざる者の対比を表しているのだろうか。また、犠牲者の女性が吸っていたタバコの銘柄「VALIANT」。偶然だと思うが、日本たばこが同様の銘柄を出している(後年だが)。

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getch.at.webry.info


☆今回登場する車はさすが社長御用達という豪華さ

この白い車は、キャデラックフリートウッド・エルドラド・コンバーチブル(Cadillac Fleetwood Eldorado Convertible)、という長ったらしい車名だ。1965年の車だが、パワーウインドーや電動シートなどの装備を備えているらしい。340馬力のV8エンジンを搭載。

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☆デジャブな化粧品会社のラボ
どこかで見た部屋だと思ったら、「溶ける糸」に手術室として登場していた。特徴的な天井部分のデザイン(溶ける糸ではさらにその上に見学用?の窓が映っていた)と、天井に取り付けられている手術用と思われるライトがそのままになっている。

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以上。

 

はしご酒PartⅡ❹

今回のはしご酒も最後の店となった。正午過ぎに出発して3軒をゆっくり回り、その間、寄り道などもして、夕方を過ぎ、あたりは暗くなりかけていた。4件目はちゃんとした食事もしたいと思い、以前から目を着けていた『マジックスパイス』に行くことにした。娘も同様の意見だった。

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👆実はここには、3軒目の餃子店に行く前に寄ったのだが、各日記のバランスを考えてこちらに入れることにした。「REAL Style」という3階建て店舗は、オシャレなインテリアグッズを扱う店で、小物から家具まで量産タイプではない品物を揃えている。娘は建築の設計を生業(ナリワイ)としているので、建築物の内装に興味があり、趣味と実益(?)を兼ねてこの店に寄ったようだ。ちなみに一見2階建てのようだが、傾斜地に建てられており、入店時のフロアから見たら、地下となるフロアがある。実際、窓はあるものの地下室っぽくて、愛想のいい女性スタッフに「男は地下の秘密基地にあこがれるんですよね」と話しかけてしまったほど。上手にスルーされてしまったが。

ということで、はしごの最終段、大須の『マジックスパイス』に到着した。外からは店内が見えないので、かなり気になっていたが、内装はなんとなく”インド+中華”という感じだった。

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👆店内は、入って左手に数人が座れるカウンター席、そして右手にテーブル席が奥まで並んでいた。テーブル席が埋まっており、我々はカウンターに誘導された。今どきのアレで2人分ごとにアクリル板のパーティションが置かれていたが、はっきり言って”機能するとは思えない”ほど小さい。対策をやってますよ、というアピール用だろう。世間の”常識”なんてこんなものだ。

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👆何種類かのカレーと同時に辛さも選べるようで、2人とも初回なので定番だという”涅槃”にした。悶絶より上なのが気になったが、辛さには強い方だと自負しているので。

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 👆実は、注文して商品が来てから知ったのが、ここはスープカレーの店という事実。娘のほうも調べてなかったのか、私と同じようにびっくりしていた。いつもは事前に調べるのに迂闊だった。店の名前と外観から勝手に”スパイスカレーの店”だと思い込んでいたのだ。あるいは、今、娘はスパイスカレーに凝っているということもあるが、いずれにしても先入観って恐ろしいと思った。

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 👆とは言いつつスープカレーも好きで、発祥の地とされる札幌で食べた時の記憶がよみがえってきた。かなり熱くて辛かったが、時間をかけて冷ましながら食べたので、美味しく味わうことが出来た。娘のほうのスープも一口飲んだが、同じ辛さ指定にしてはマイルドだったので、カレーの種類で辛さが違うのかも知れない(あるいは調整誤差か)。

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入店前からスープカレーの店と認識していたら、もう少し落ち着いて味わえたかも知れないが、最後はなんとなくモヤモヤしながら本日のはしご酒の終了となった。4軒で合計9,675円、割り勘で一人5,000円弱で想定内(小銭入れに入っていた五千円札を消費した格好)のコストだった。

結局、それぞれ半日で6杯ずつ呑んだことになり、1店舗で呑んだらかなり酔うことになると思うが、時間をかけ途中歩いたりしたので、ずっとほろ酔い程度(未満)で過ごせた。また、こういう機会を設けたいと思う。


以上。

 

 

はしご酒PartⅡ❸

金山筋肉ん』『モンドール』と”2段梯子を登った”我々は、次なる”梯子”を登るために、さらに大津通り沿いに北上を続けた。

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👆都会の喧騒から逃れることのできそうな空間が現れた。どんな名前のパワースポットかは知らないが(←調べろよ)、そこを通過する僅かな時間、つかの間の癒しを味わった。

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👆だらだらと歩いていたら東別院にたどり着いた。娘がまた「トイレに行きたい」と言いながら、『トイレ→』のような看板のほうに歩いて行った。対するオヤジは膀胱がでかいらしい。ちなみにトイレのランクは”C"らしい(謎)。

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👆「あれ?ここって店があったはず」と、親子二人で思い出そうとするが店名が出てこない。あとで調べると『㐂らくや』というとんかつがメインの店だったらしい。栄枯盛衰というか……

ということで、たどり着いたのが上前津。娘の記憶で”このあたりに餃子専門店があったはず”という話を信じて、少し歩いたら発見しました大衆亜細亜酒場『64餃子』。

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 👆店頭にある立て看板を見ると、ハッピーアワーで餃子やドリンクが半額になるという。もちろん、その手に乗らないはずがない飲兵衛の父娘。

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 👆そう言えば1軒目ではハイボールを頼んでしまい、ビアサーバー(のガチャガチャ)の正式なショットが撮れなかった、という反省点を踏まえ、ここでは生ビールを頼んだオヤジであった。うまく撮れたと自画自賛

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👆餃子専門店ということで期待しすぎたのか、出てきた餃子は特に美味しいとは思わなかった。というか焼き過ぎ?これがこの店の焼き方なら相性が良くなかったということで。ちなみに写真は2人前(餃子ダブル)。


あと、この店のスタッフは愛想がイマイチなので、居心地も良くなかった。なので1杯呑んで早々に退散することにした。食べログ的には暫定「3.0」程度だろうか。

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まあ、餃子やドリンクが半額なので全体的には許せたが、お通しが出てきたのは残念。この手の店(○○専門店)でお通しを出すのは不自然に思う。お通しは従来型の居酒屋の常套手段だったはずで、イマドキではない。割り勘で一人700円。

  

4軒目につづく。

 

はしご酒PartⅡ❷

金山筋肉ん』を締め出された(って人聴きの悪い→ランチタイム終了のため)我々は、大津通をだらだらとほろ酔い気分で北上した。途中、街の風景をスナップしつつ。

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👆何やら内装工事中の新しめの店を発見。覗いていたら中から人が出てきて、チラシとショップカードをくれた。オープンしたら行ってみようかと思う(7月27日オープン)。

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👆また少し歩くと、今ハヤリ(?)のCORONAの2枚のパネルを発見した。上はビールだろう。下は道の標識?と思ったら、これもビールの看板だった。

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👆以前から気になっていた昔からある和菓子屋。2人で行けば恐くない、ということで中に入ったら、ステテコ姿のオサーンが対応してくれた。

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👆和菓子が並んでいるショーケース。これ以外に看板商品の「名城もなか」も売られていた。娘がいくつか買い求めていた。美味しかったのだろうか?

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 👆途中、トイレに行きたいと娘が言ったので、セブンイレブンに寄ったら、うまい棒(のり塩味)が”5年ぶりの新製品”と宣伝されていたので、トイレ使用代の気持ちも含めてゲット。2本で税込み21円(1本だと10円?)。味は普通。

 

とうことで15時が過ぎ、道すがらターゲットとしていた『モンドール』(15時開店)に入った。この店は私は過去に1度来ていたが娘は「興味はあったけど初めて」ということで、2軒目としてはいい感じ。昼呑み対応の洋風立呑み屋だ。

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👆娘は赤ワイン、私は白ワインにした。ともに1番安いハウスワイン。他のワインはすべて海外のものらしいが、ハウスワインは国産とのこと(店主談)。

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👆プチ贅沢を味わうため『イタリア産”原木”生ハム』を最初のアテに。ワインがススム美味しさ。ちなみに料理メニューは無国籍な感じ。

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👆2つめのアテは『フィッシュ&チップス』。店主と色んな話をする中で、UKやスコットランドアイルランドなどの話題が出たので、じゃあってことで頼んだ。店主曰く「イギリスのメシはまずく思ったことはないけど、飽きるんだよね」。ここの店主はほとんど笑わない。客に媚びる感じではなく話しかけづらい雰囲気があるが、さすがに経験豊富なようで、こちらから話題をふれば色々と話してくれて楽しい人だ。

二人ともワインをお代わりし、1時間半ほど飲み食いしてチェックとなった。ハッピーアワー割引になっていたのを、レシートを見るまで知らなかったので、なんだか得した気がした。

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(割り勘で1人約1400円でお得な感じ。端数の四捨五入表記は初めて見たかも)

 

3軒目につづく

 

はしご酒PartⅡ❶

娘とのはしご酒の第2弾、PartⅡを実行することになった。きっかけは、前回行った店の無料クーポンがLINEで送られて来たことだったが、結果的に今回はその店には行かなかった。まあ、飲兵衛は飲むためのきっかけさえあればいいのだ。理由はともかく飲めればいいわけ。

例によって金山駅に集合することにし、集合時刻は12:30、今回は「昼呑みのはしご酒バージョン」(はしご酒の昼呑みバージョン?)が主たるテーマ。

”はしご”する店は、事前には特に決めてはいなかったが、結果的にほぼまっすぐ北上する約3.5㎞の効率的なルートになった。

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金山駅の北口には「明日なる!」という商業施設があるが、そこの3階に今日オープンしたという『ガチャガチャの森』に、はしごする前に行くことにした。父娘そろってガチャガチャが好きなのだ(収集マニアではないが)。

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当日はグランドオープンということもあって、奈良の店舗からオープニングスタッフとして応援にかけつけてきた女性スタッフがいて、かなり面白く絡んでくれて楽しく過ごせた。2人とも4種類ほど購入し、店を後にした。

さて、1軒目はどうしようかと少し考え、アスナルに隣接するサイゼリヤに行こうと思ったが、学生の待ち行列が出来ていてパスした。こう言っちゃなんだが、学生の店内での飲食マナーは最低で、落ち着いて飲食できないことは経験上分かっている。店内を教室か自宅などと間違えている輩(ヤカラ)が多すぎるのだ。しかも客単価も安く店舗にとっては一般客を失うことにもなり、困ったものである。

ということで、我々は昼呑みできる店がありそうな大津通に出ることにした。そして見つけたのが『金山筋肉ん』だ。おそらく(というか確実に)”なかやまきんに君”をもじった店名だろう。店内で軽く飲み食いしながら、ゲットしたガチャガチャを撮影したり組み立てたりして過ごした。

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👆「ビアサーバー」のガチャガチャ。後ろの飲み物はハイボールなので、その組み合わせとしては理想ではない。バックに写っているのは『ささみキムチ』。

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👆動く「ラーメンディスプレイ」を組み立てているところ。女性店員が「難しいよ」と言っていたのがよく分かった。1回目の組み立てでは動かなかったのだ。何とか再組立てして無事動いたが、その動きは地味だった。

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👆何気に分解したつまみのブロッコリー。この形状から”フラクタル”という言葉を連想し、やがてロマネスコの話題に展開していった。ただ、娘はフラクタルという言葉よりマンデンブロにこだわっていた。確かに包括関係の用語だが(フラクタルマンデンブロ)、実は私も単なる雑学オヤジで、詳しくは知らなかったりする。

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👆店名に表れているように、この店は”体育会系”を前面に出している。握力の男女別ランキングが、店内奥の鏡に書かれていたり。

ちなみに、この店は通し営業ではないで、午後2時半に追い出されることになるので、要注意だ。各々、ドリンク2杯を呑み退散した。

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(2杯目は例によってLINE登録で無料となったので、1軒目は1人約800円)

 

2軒目につづく

 

刑事コロンボ#17「二つの顔」

原題:Double Shock(直訳:二重の衝撃/ダブルショック)

日本語版:1974年 NHK総合

 
【今回の小ネタ】
 
コロンボとお手伝いさんの絡みが面白い
もちろん犯人追及のストーリーがメインではあるが、しっかり者で”カワイイ”お手伝いさん(家政婦)とずぼらなコロンボとの絡みが面白い。特に、コロンボの数々の失態が、徐々に家政婦の感情を高ぶらせていく流れは、夫婦漫才を見ているようだ。中でも、ガラス製の水差しを落として割ったコロンボは、責められるべきだと思う。ただ、テレビのつまみは、元々取れるように出来ているので、修理は不要である。

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☆今回は複数の小道具がキーアイテム
 いつも以上に小道具がキーアイテムとなって活躍していた。

❶まずは料理に使う道具類に着目
冒頭に登場し、凶器としても使われるハンドミキサー。興味深いのは、基本デザインが今もほとんど変わっていない点だ。あと、料理ショーに登場する台所用品は、いかにもなレトロ・アメリカン。 

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❷謎なスイーツ
大きな意味では物語中に出てくる食品類や料理も小道具と言えるが、今回登場したお菓子と思われる食べ物は謎だ。セリフも早口で名称が聞き取れない。

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❸レトロな警報装置も活躍
どういう仕組みかは詳しくは分からないが、基本的にはアナログ方式だと思われる。「WOLF SECURITY SYSTEMS」が日本人に理解できるように”警報装置”と訳されていたが、警備会社の名称だろうと思われる。

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❹意外に活躍したブラウン管テレビ
もう見ることのないアナログ放送対応のブラウン管式テレビ。なんとON/OFFリモコンが付いている最新型(当時)。さすがにチャンネルや音量の変更など、他の操作は一切出来ないが。当初のリモコンは特殊な音で反応するタイプだったはずで、今の赤外線方式とはまったく異なる。また、テレビ自体もチャンネル変更がダイヤル式でVHFとUHFの2つあった。さらに画質などを調整するつまみが複数あり、昔は知ったかぶりのオヤジ理系の人が色々触っていたと思う。水平/垂直同期、輝度、彩度、色相、など、今のテレビでは見かけない機能が満載だった。
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☆双子の兄弟が犯人なのだが・・・

倒叙形式コロンボには珍しく、最後まで(見る人が)犯人を明確には特定できなかった珍しいエピソード。一卵性双生児ネタは、ミステリーの常套手段の一つなのだが、コロンボでもこういうバリエーションもあってもいいかも、とは思う。2人同時に映るシーンは、分割撮影+左右合成という基本的な仕組みで実現していると思われる。後ろの壁の垂直ラインが、合成する際の目印だろうか。

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上記のシーンは映像テクニックを使っているが、下記のシーンは単なる代役を使ったしょぼいもので、実際、よく見ると違和感がある。髪型はもとより体格が立派すぎて、スーツがパツンパツン(死語?)だ。犯人はもっとスマートだ。

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ちなみに、犯人役のマーチン・ランドーは「スパイ大作戦」や「スペース1999」での印象が強く、好きな役者の一人だ。


☆料理ショーの謎

いろいろとツッコミどころがある料理ショーのシーン。個人的には”レモンジュース”(レモンの絞り汁)の量の変化が気になった。何もしないのにいきなり増えたりして、演出の都合上だとは思うが、料理のレシピとしても多すぎではないか。他にも卵の数などに違和感がある。 

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☆今回登場した車について

車の登場シーンが少ないエピソードの一つで、その中で目立っていたのが犯人の運転する赤いフェラーリ330GTS)。最初のシーンでは撮影用の照明が反射してしまっている。後のシーンでは、ダッシュボードやシートなどの内装が見られる。

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以上。