suna8’s blog

還暦を過ぎたジジーの気まぐれ日記

ブルーレイの悲哀

音声や映像メディアとそれを扱う機器は時代と共にどんどん高性能化しています。還暦越えの私はその流れにどっぷりと浸かりながら生きてきた感があります。

【メディア】

♫レコード
♫カセットテープ
🎬ビデオテープ
🎬レーザーディスク
♫CD
🎬DVD
🎬ブルーレイ

(私が使用していないMDやデジタルメディアなどは省略)

最近では懐古趣味というか、メルカリでいわゆる”8トラ”、8トラックテープおよび再生装置を入手しましたが、これはリアルタイムでは見たことある程度なのでそれも割愛します。(カセットテープの変形版とも言えますし)

高性能化に伴い実際の使用時のトラブルや不満点も多くなっているように思うのです。それがこの日記の本題です。”シンプルイズベスト”を実感している毎日なのです。

 

そこで、タイトルにあるようにブルーレイに絞ってこれまでの経緯をまとめてみたいと思います。ほんとイラっとくるようなことばかりが起きるのです。

10年以上前にDVDレコーダーからブルーレイレコーダーに買い替えました(というか一時的には併用していた)。確かにTOSHIBA製のDVDレコーダーも高機能だったがトラブルはなかったように記憶しています。起動が遅いとか機能が細かすぎて解りにくいとかはありましたが、使えんな、みたいな感想を持ったことはなかったと思います。実はオフラインで今でも使えるようにはしています。DVD+VHSというハイブリッド仕様なので、昔のVHSテープなどのDVD化などに重宝しています。

最初に買ったのはSONY製のブルーレイレコーダーだったのですが、購入時から数年は快適に使えていたのですが、徐々に調子が悪くなってきました。基本機能は問題ないのですがメディアの認識時に意味不明な動作をするのです。要はブルーレイの円盤をプレイヤーに読み込ませたときの動きです。

・認識しない(このメディアは使用できません)
・記録形式が異なって認識される(ビデオは再生できません)

多く発生したのが認識エラーで自分自身で録画したメディアを再セットしたのに認識できないのです。他社のものなら互換性の問題で有り得る現象かも知れませんが、その個体で録画したメディアが認識できないのはどう考えてもおかしいです。あるいは、ビデオフォーマットと認識されずにデータディスクとして認識されてしまうこともありました。

上記の現象が徐々に増えて行きました。当初はホコリや汚れのせいかと思いクリーニングディスクなどを使ってドライブをクリーンアップしましたが、現象は改善しませんでした。

先月まではこんな状況でだましだまし使ってたところ、SONYからこんなメールが届きました。

お使いのレコーダーは当社アプリの対象外になります

このアプリはネット経由で録画番組の確認や予約が出来るもので、結構気に入って使っていたのに、いきなり旧機種は切り捨てると言うわけです。確かに10年以上昔の機種をサポートし続けるのは難しいのかも知れませんが、かなりショックを受けたのは確かです。このアプリの使用頻度はSNS系のアプリと同じくらい高かったのです。

トラブルも多くなってきたこともあって、このメールが来ことがきっかけとなり、買い替えるしかないか、と思うようになりました。じゃあ同じSONYの最新機種にしようかと思いました。それが普通の流れだと思うしSONYの目論見もそうだと思います。

だがしかし。

念のために私が買い替え候補にした機種のネット上での評価を見てみたのですが・・・

・全体的に反応が遅くイラつく
・操作性が旧機種と全く異なっている

いずれも同一メーカーに買い替える理由がなくなってしまう要素になります。今の機種が「サクサク動く」し「操作性に慣れている」わけで、レビューを見て失望したのです。SONYよ、もうだめなのか、と。

そこで同一メーカーへの買い替えを諦め(というかリセットして)機種選びをやりなおしました。結局、Panasonicのレコーダーに決定したのです。しかも基本スペックは同等なのにSONYのものより安いのです。確かに安いのには理由があるのですが、私が求めるところではないので無視できます。(ネットはWi-Fiのみとか全面パネルに表示ユニットがないとか)

また動作自体もストレスなく快適であると評価しています。まあ今はネット経由で視聴したり予約しているため、直接レコーダーを操作していないので実際の操作感は比較できないのですが、タイムラグが発生する可能性のあるネット経由での操作で問題ないということは、直接再生でも問題ないという解釈も可能だと思います。

結果的には新しい機種にはほぼ満足しています。細かい点をあげればきりがないのですが、少なくともSONYのレコーダー(旧機種)よりも倍ちかい満足度になっています。1番大きいのがネット経由でスマホタブレット、PCで録画内容やTV放送が見られる点です。自室にTVがない(というかアンテナ線が配線されていない)ので、今まではネットの配信で適当に間に合わせていたのが、リアルタイムに見ることが可能になったり、録画した内容を自室で見る際に従来はいちいちメディアに書き込んで、自室にあるプレイヤーで見ていたのです(レコーダー自体は居間にある)。

これらの点が一気に解消したので現状は快適な視聴が出来ていてかなり満足しているのです。確かにネット経由で視聴できるようにするまでの試行錯誤(Wi-Fiルーターの新調やアプリの設定など)はあったにせよ、最終的には希望する機能が使えるようになったので問題とは思っていません。(というかこの初期段階が1番楽しかったりする)

この環境にさらに、数か月前に導入した液晶プロジェクターを組み合わせて、”なんちゃって”ホームシアターを堪能する毎日が続いています。この液晶プロジェクターも過去からの導入歴がいろいろあるのですが、その件はまた別途まとめてみたいと思います。

追記:録画用のブルーレイディスクの認識ってどうしてあんなに遅いのだろうか?基本仕様がマルチセッションからしょうがないのだろうけど・・・