日本国内発送の荷物は、Amazonの場合はほぼ翌日、楽天などの一般通販の場合は、翌々日が多く、途中のトラッキング情報は「発送」「輸送中」「配送店到着」「持ち出し中」ぐらいしかなく、ある意味そっけない。それに比較して中国からの運送は、（今回気付いたのだが）なかなか細かくて楽しめるのである。
前回の日記より3日経過した時点で再びトラッキング情報を確認すると、かなりのステップが増えていて、しかも内容的にも興味深いものであった。
【10月14日～10月17日のトラッキング情報】
ここまでやるか、という感じの壮観(？)なトラッキング情報となっている。たった3日間で総ステップ数が22という、そこまで必要なのかというほどである。前回同様に流れを要約すると以下のようになる。
▶10月14日に中国を飛び立って翌15日に日本のどこかの空港に着く
▶同10月15日にトラックで川崎まで陸送
▶翌10月16日に川崎にある税関に引き渡される
▶翌10月17日に”成田APA”とやりとり？
▶同10月17日に国際仕分センター・処理センター経由でどこかに移送
つまり日本国内での税関等の事務処理に2日かかった感じ。その後の流れは現時点では不明だ。途中に出てくる用語に「返品」があって、ちょっと嫌な感じだった（本国に送り返されるのかと思った）が、どうやらそうでもないようだ。それが分かるのが、別のトラッキング情報なのである。
実は、ところどころに「JP」のアイコンあって、そこをクリックするとJP（日本郵便）のサイトに飛ぶ。そのページにトラッキングIDの入力枠があったので、ダメ元で同じIDを貼り付けてみたら、なんとエラーも出ずちゃんとそれっぽい表示が出てきた。
こちらのトラッキング情報は、CHINAPOSTと真逆で最新の日付が最下部になる。このあたりの並び順は、お国柄と言えるかも知れない。
CHINAPOSTのトラッキング情報に比べるとかなりあっさりしている。ここからは推測になるが、おそらくこの明細はの日本郵便が入手できた（主にJPアイコンがある）情報のみが記載されているようで、CHINAPOSTの明細からその部分だけ抜き出して、比較してみることにした。
▶10/09 05:54 === 10/08 20:54 CHINA
▶10/09 06:04 === 10/08 21:04 CHINA
▶10/09 08:29 === 10/08 23:29 CHINA
▷10/16 20:06 === 10/16 11:06 KANAGAWA
▶10/16 20:07 === 10/16 11:07 KANAGAWA
▷10/17 10:00 === 10/17 01:00 KANAGAWA
▶=========== 10/17 05:24 AICHI
（▶：JPアイコン、▷：それ以外のアイコン）
ここで着目すべきは時刻表示で、CHINAPOSTのほうが9時間も進んでいるのである。もし、中国の現地時間であれば逆に日本より遅れているはずなので、別の基準で表記されていることになるが、日本より標準時が9時間も進んでいる、つまりJST+9時間の時差の地域は地球上にはないと思うが。。。
（↑日本より時刻が進んでいるのは最大で+2時間のニュージーランドである）
上記の地図を見ていて思ったのが、時刻の計算が間違っているのではないかということ。つまり、CHINAの時刻をそのままGMTとして、そこからJSTを計算してしまった（+9時間）のではないかと。実際、確認した時刻より未来の時刻がトラッキング情報に表示されていたことからも、おそらく間違いない。余計なお世話な処理である。（元々中国と日本の時差は1時間なので、変な計算をしなくても誤差の範囲なのだ）
（Part3へつづく？）
