(Part4より)
音楽再生と動画再生の残りの分はあとで書くことにして、とりあえずその他の機能の整理をしてみたい。
5.録音機能
いわゆるボイスレコーダーの機能だ。これはスマホにもあるので必要な人はそちらを使うのではないかと思う。とりあえず取説から抜粋してみる。
※録音:MP3/WAV
※アイコンをタッチして、録音の界面に入り、[音声録音を開始]、[録音ライブラリ]、[録音フォーマット]、[録音設置] 四つオプションを選択して操作できます。
※音声録音を開始:[音声録音を開始]をタッチしてから録音を開始します。
※録音終了:録音する時、スクリーン画面の左上の「◀」をタッチして、あるいは、スクリーン画面で指を左にスライドして「録音を保存しますか?」とのメッセージが出てき、 「はい」をタッチしてから録音を保存して終了になります。※録音ファイル再生:[録音ライプラリ]をタッチしてから、録音ファイルをタッチしてから再生になります。
相変わらず舌足らずな説明文だが、基本的な操作はこれで分かる。ただ、やはりサブメニューの細かい説明は書かれていない。
・録音を開始
・録音ライブラリ
・録音フォーマット → MP3かWAVが選べる(WAVがデフォルト)
・録音設置 → ビットレートが選べる(512/768/1024/1536kbpsの4種類)
[録音を開始]を選択するとすぐに録音が始まるかと思ったら、「しばらくお待ちください」の表示が出て数秒間待たされたあと、いきなり録音が始まる。
[録音ライブラリ]を選ぶと、今まで録音した音声ファイルの一覧が表示され、選択すると音楽再生と同じ画面が出て再生されるが、そのあと続けて登録されている音楽が流れてしまう。つまり、音楽と同じ扱いのようだ。元に戻すことは出来るが、音楽は鳴ったまま。この辺もいい加減な仕様だ。
6.FMラジオ
この機能はあってもいいかも知れない。スマホに内蔵していたりネットラジオの存在もあるが、単体でラジオがあると便利のように思う。ただし、FMラジオのみでAMは無く、イヤホンのコードがアンテナ替わりなので、内蔵スピーカーからは音は出ない仕様だ。よく、ポケットにラジオを入れて音を鳴らしながら歩いているオヤジ(オヤジでなくてもいいが)を見かけるが、そういう使い方は出来ない。
そう言えば、と思ってBluetoothスピーカを接続したら、そちらからも聞こた来たので、そういう組み合わせでオヤジと同じことが出来るが、わざわざ2つの機器を組み合わせてまで聞くような人は稀有だろう。室内利用ならあり得るが。ちなみに、Bluetoothでスピーカーを繋げてもイヤホンからも音は出ている。同時に聞いてみると、Bluetoothのほうはコンマ秒単位で遅延している。そんなもんだろうか。
※アイコンをタッチして、 FMラジオの界面に入り、[プレセット]、[手動チューニング]、[自動チューニング]、 [FMラジオ]四つオプションを選択して操作できます。
ご注意:FMラジオ受信するには有線イヤホンがアンテナとして挿入必要です。
※サブメニュー設定:FMラジオ収音する時、タッチスクリーンを指で右にスライドしてサブメニュー設定に入ります。
何度も登場する”界面”には慣れたが、今回の”収音”は”録音”と表記して欲しかった。ボイスレコーダーのところではちゃんと”録音”と書いているのに。”現地”では、音声とラジオ放送の録音では用語を使い分けているのだろうか。そうであれば、語感からすれば音声のほうが”収音”のような気がするが。
そんなことはさておき、一応サブメニューを見てみる。
・FMラジオ録音を開始 → 音声録音機能と同じ動作
・プリセット → 任意の周波数を登録(名称は登録できない)
・プリセットをクリア
・自動チューニング
・周波数範囲 → 普通周波段/日本周波段/ヨーロッパ周波段
・FM録音 → 録音した内容の再生(音声録音機能と同じ動作)
何と本体の表記上はちゃんと”録音”になっている。やはり、どうでもいい話ではあるが。
注目するポイントは、FMラジオの周波数範囲で日本の周波数(76~90MHz)が選べる点だ。たまに他の製品のレビューで「日本の番組が聞けない」というのを見ることがある。この製品ではおまけ機能に近い扱いだが、この辺はちゃんとしているのには、ちょっと感心した。惜しいのはワイドFMには対応していない点だ。ただし、周波数範囲を”普通”に設定すると、ワイドFMが聞ける設定(87.5~108MHz)になり、プリセット情報も周波数範囲ごとに管理されているので、切り替えさえ面倒でなければ聴くことは可能ではある。
あと、意外に感度が良く室内でも問題なく聴ける。さすがにマイナーなローカル局の受信は厳しいが。(条件次第で聴けることもある)
7.その他の機能
別に「その他」としてまとめられているわけではないが、ほとんど使わない(だろう)おまけ機能を列挙してみる。
① Pedometer ・・・ 歩数計のこと
② カレンダー ・・・ 表示するだけ(1か月分)
③ ストップウォッチ ・・・ 画面デザインはちょっとカッコイイがラップタイム機能などはないシンプルなもの
④ アラーム ・・・ 登録できる時刻は1種類のみ
それぞれ詳しく書くまでもないし、取説にも歩数計以外の説明は全く載っておらず、まさにおまけ扱いである。
興味ぶかかったおは「アラーム」のメニュー内の表現だ。サブメニューはそれなりに細かく、アラームのON/OFF、時刻設定、周期、メロディー、ボリュームがあるが、[周期]の選択肢に新鮮さ?を感じた。
・1回
・毎日
・労働日
この”労働日”は、おそらく平日のことだろうけど、あちらの国での”労働日”とはどういう定義なのだろうか。月曜~金曜日なのか、それ以外か。カレンダー機能では曜日や祝日関係なくすべての日付が同じ色(当日だけ着色)で表示されているので、何を持って”労働日”としているかは不明だ。働いていない子供などが使う場合はイミフとなるし。
ちなみに某国のカレンダーを見てみると、日本と同様に土日はしっかり休んでいる感じだ。ただし、祝日は特徴的で興味深い。今回のガジェットには反映されていないだろうけど。