刑事コロンボ#49 「迷子の兵隊」
原題:Grand Deceptions(直訳:壮大な欺瞞)
日本語版:1993年 NTV
【今回の小ネタ】
☆まったく関係ない話だが…
今回のエピソードには全く関係のない話題ではあるが、英語タイトルの直訳を見て連想したのが、かの『スパイ大作戦』のエピソードの邦題「欺瞞作戦」。”欺瞞”という単語は日常生活でそうそう使うものではないので、頭の中の辞書にはスパイ大作戦の話としてしか”登録”されてない感じだ。
『スパイ大作戦』は1967年頃から日本で放映された1話完結物のドラマで、子供の頃はスパイはカッコいいものだと、この作品の登場人物にあこがれたものだ。その数あるエピソードの中でも屈指の複雑なシナリオで、でも、いや、だからこそファン層にも好きなエピソードとして支持されているようだ。詳細な解説は下記の記事に譲るが、他のエピソードも含め、とにかく、いつ何度見ても楽しめるドラマである。
☆今回登場する車
今回も車の登場は僅少だった。車種が判明したのは名誉会長夫人が運転している「クライスラーレバロン・コンバーチブル」(1987年 - 1995年)。犯人の車は遠く過ぎて不明だが、なんとなくGM車っぽいデザインだ。
今回も車の登場は僅少だった。車種が判明したのは名誉会長夫人が運転している「クライスラーレバロン・コンバーチブル」(1987年 - 1995年)。犯人の車は遠く過ぎて不明だが、なんとなくGM車っぽいデザインだ。
☆やっぱりコロンボのファーストネームは…
ドラマの設定上は、コロンボのファーストネームは未詳となっているらしいが、今回も「フランク(Frank)」なる名前が確認できるシーンがある。下記のシーンはかなり地味ではあるが、以前にも登場しこれで2回目なので、この名前でほぼ確定だろう。
余談だが、ここにも”EVIDENCE"なる言葉が出てきて、なるほどと思った。いわゆる”証拠”というわけだ。最近、ネット界隈で良く聞く言葉なので反応しがち。
☆たくさん出てくる小物の中での電気製品
本編にはまったく絡んでこない小物の中でも、個人的に興味があるのが各種電気製品。テレビはブラウン管の角が90度に近くなったのに時代を感じたし、あやしい団体事務所にあったラップトップPCやプリンター(小型ラインプリンター)がかなり興味を惹いた。
本編にはまったく絡んでこない小物の中でも、個人的に興味があるのが各種電気製品。テレビはブラウン管の角が90度に近くなったのに時代を感じたし、あやしい団体事務所にあったラップトップPCやプリンター(小型ラインプリンター)がかなり興味を惹いた。
ラップトップ・パソコンについてさらに検索して詳しく調べてみたら、どうやら1986年に発売された、IBMのPCのようだ。
☆白い星印は大人の事情
不倫をしている二人の隠れ家でのシーンで、星のマークが入ったしゃれたグラスが出てきて、これいいねぇ、と思っていたら、結局、それが二人の関係を示す証拠になったわけで、なんとも切ない大人の事情。あと、この日記的にはあまり好ましくない(こっそりコマ送りしたい)ネタとしては、名誉会長夫人の色気のあるシーンが目に焼き付いてしまった、という大人の事情。
以上。