suna8’s blog

還暦を過ぎたジジーの普通の日記

刑事コロンボ#34「仮面の男」

原題:Identity Crisis(直訳:アイデンティティの危機)

日本語版:1977年 NHK総合

 

 【今回の小ネタ】
 
☆今回登場する車
今回の犯人の車は、「1973 Citroën SM US-spec」と思われるかなりレアな感じのフランス車で、それの米国仕様。Wikipediaによると、
本国でのヘッドライトの仕様は可動式角型6灯であったが、日本へ輸入されたモデルは米国仕様をベースとしたもので、固定式の丸型4灯に改められている。

ということで、オリジナルのシトロエンの外観とはフロント部分が異なるようだ。

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しかも、内装部分もユニークで、ラジオがサイドブレーキの横にビルトインされているようで、これは後継モデルにも採用されているらしい。
☆遊園地いろいろ 

コロンボが犯人を突き止めるヒントとなったのが遊園地で撮られたインスタント写真。そのカメラの外観はかなりレトロで、機種は「POLAROID LAND CAMERA AUTOMATIC 100」という文字から判断できる。

▶二人のスパイが遊んだ射的ゲーム。プロ?なので百発百中なのは分かるが、果たして遊園地の銃の精度はそこまであるのだろうか。また、プロなのに1番手前の的を狙ったのは、ちょっと情けないと思うが。

▶1970年代はやっぱりパンタロンが流行っていたのか。実は、昔の自分のパンタロン姿の写真が手元に残っているが、今見るとちょっと恥ずかしい。

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コロンボの登場シーンがカッコイイ!
今回、コロンボが現場に到着して、画面奥から手前に向かって歩いてくるシーンはかなりカッコいい。全エピソードの中でも屈指だと思う。パトカーのヘッドライトによって逆光になり最初は影になっているが、徐々にその姿が見えてくる。普段は煙たいだけの葉巻の煙も、このシーンには効果的な演出となっている。

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このシーンを見ていると古畑任三郎の冒頭シーンを思い出してしまう。改めて見ると似ているわけではないのだが、逆光をうまく使ったシーンは印象に残る。ちなみに下記の動画はパロディだけど……

youtu.be

 

☆”ガチャガチャ”作戦!?

スパイのキーワードなのか、二人の会話の中に出てきた”ガチャガチャ”。何のことかと思ったら、たばこの自販機の返却口の金属のフタ(?)を”ガチャガチャ”とやることだった。でも、このシーンは必要だったのだろうか?意味ありげで意味のないような。

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☆スパイのデスクトップはモノが多い

普段はオフィスワークのスパイ。その机の上にはいろんな置物が飾ってある。特に目立つのが象牙の置物。さらに机上以外にもモダンな彫刻やら骨董品やらがいろいろ。そんな中にカセットテープもあったりで、細かくチェックすると結構面白い。

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さらに、秘密基地と思われる建物の中のシーンもあるが、そこにも様々な機器が並んでいる。小道具部屋からそれっぽいのを全部持ってきて適当に置いた、という感じだ。主には通信装置と録音装置だろうか。スパイはテレコが好きだねぇ。

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スパイと言えば、昭和なオヤジのデフォルトは『スパイ大作戦』だろう。毎回、物語の冒頭で”当局”からの”指令”が、テープレコーダーによって為されるのだ。たまに、テレコではなくレコード盤の時もあるが。

youtu.be

ちなみに主人公たちはスパイではなく、IMFという組織の一員で、世界で暗躍するスパイの活動を阻止するチームなのだが、子供の頃は彼らの方もスパイだと思っていた。もちろん、日本語版のタイトルのせいだ。 

 
以上。