suna8’s blog

還暦を過ぎたジジーの普通の日記

刑事コロンボ#46 「汚れた超能力」

原題:Columbo Goes to the Guillotine(直訳:コロンボはギロチンに行く)

日本語版:1993年 NTV

 

【今回の小ネタ】
 
☆今回から新シリーズ
初期のシリーズが前回で完了し、今回の放映分からは新シリーズとなった。今回の再放送ではそれらが続けて放送されているので、あたかもそのまま継続しているように見えるが、元々は10年以上の年数が経過している。そのことはタイトルのデザイン以外でも認識できる。
  1. 映像のアスペクト比が、4:3から16:9になっている
  2. コロンボ(正確にはピーター・フォーク)が何気に歳を喰っている
  3. 吹替の声が変わっている(小池朝雄氏は1985年に亡くなっている)
  4. 出てくる小道具や風景(車などを含む)からレトロ感が少なくなっている

個人的には最後の4番の点で気落ちしている。この「コロンボネタ日記」はそこがメインのネタ元だったのに。。。

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☆今回登場する車
今回は基本的に犯人はリムジンに乗っていて自分では運転しないようだ。被害者も車に乗っている様子がなかったので、いつもの車種判定コーナー(?)は無意味になってしまった。しょうがないので10年以上(リアルに)経過したコロンボの車が登場するシーンをキャプチャしてみたが、以前とあまり変わっていない気がするが、”ドッグ”と同じように車種は同じプジョーでも別の車体かも知れない(未確認)。手前の電動車らしき車もちょっと気になった。

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☆とはいいつつやっぱり時代を感じる
今回のエピソードは、オリジナルは1990年代前半に放映されたが、初期の1970年代の雰囲気とはかなり変わっているとは言え、今から見ればやっぱりレトロであるのには間違いない。最初の方で犯人が軍部のお偉いさんと打ち合わせるシーンで、机の上に置かれていた書類っぽいものは、当時の大型コンピュータで使われていた15インチの汎用用紙(連続用紙)で、今では滅多に見られないものだ。さらにその後のシーンで、犯人のオフィスに置いてあるPCは、おそらくIBM-PC(あるいはその互換機)で初期のパソコンである。このパソコン、単純にCPUの処理能力を今のものと比較しても、おそらく1000分の1ほどだ。もちろん、ディスプレイはCRT(ブラウン管)である。

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コロンボの初期のシリーズと新シリーズの間の1980年前後にパソコンが誕生した。その時期に制作されたのが映画『ウォーゲーム』(WAR GAMES:1983年米国)である。この映画も私のお気に入りで、レーザーディスク→DVD→ブルーレイと買い替えているぐらいだ。その作品中にも汎用用紙(両端に穴が開いている連続用紙)が登場するが、こちらはパソコン用の幅が狭い用紙である(大型コンピュータ用は15インチ幅でパソコン用は基本的に10インチ幅)。

youtu.be

 

☆小道具も時代に合わせて
小道具で目立ったのがFAX。今では通信手段の主流から外れつつあるが、当時は最新鋭機器だったと思われ、今回のマジックのネタとしても利用されている。そして個人的に着目したのが、車内で利用されていたハンディ・スキャナーだ。今ではこの形状のものは廃番商品で、スティックタイプのものが主流である。過去に現物を見たことはあるが、現在ではネットでもなかなか見つからず、似たような写真がここで見つかった程度である。

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☆マジックのネタとしても怖い
オリジナルの英語のタイトル中の”ギロチン”は、もちろん被害者の部屋にあるマジックの装置であるが、本当にこんなにリアルな刃がついているものだろうか。いくら安全装置があったとしても、人為的なミス(あるいは悪意があったとしても)で今回のような惨劇が起こる可能性があるように思う。

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☆やっぱり登場シーンにこだわるコロンボ
こだわっているのはコロンボというより、やはりピーター・フォークだろうけど、今回も逆光の中、葉巻の煙と共に登場するシーンがある。

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以上。