以前から気になっていた”インド人の考えた日本のカレー”。買う機会があったのでゲットして、さっそく作ることにした。
パッケージの中はこんな感じ。
中を見る限りは、なかなか本格的なスパイスセットに感じる。裏面には作り方が載っている。
具は一般的なもので、meat or seafood というのが異国風か。今回は、冷凍庫に牛バラがあったので、”meat"をチョイスしてみた。
普通の鍋で作るような説明だが、煮込み作業はオヤジが得意な電気圧力鍋を使った。まずは材料(野菜類はすべて冷蔵庫の在庫)を適当に切り、フライパンで炒める。
中央にはいかにも辛そうな唐辛子も見えるが結局、そんなに辛くない仕上がりに。
出来上がった色もかなり明るい感じで予想外だった。あと、このセットの最大のポイントは、塩分がないところだ。説明書にも”塩加減はお好みで”と書いてあるが、塩を入れないとスパイスの風味だけで、まったく美味しくない。インド人の考えるカレーって、そういうものなんだ、と改めて思った次第。
そして、この”塩加減”がかなり難しい。なにしろ、出来上がったと思ったカレーに基本的な味がないので、どのぐらいの量を投入すればいいかが全く分からない。”お好みで”と言われても困るわけ。恐る恐る適量を入れていき、その都度味見。まだまだ、って感じで追加、そしてまた追加。この辺りは経験値なんだろうな。そして料理の基本は塩加減であることも改めて認識した。
なお、台所に余っていたピンク岩塩も入れてみたが失敗だった。カレーには合わない。これも経験値になるだろう。”料理科”の実技試験はエンドレスだ。
ごちそうさま。