suna8’s blog

還暦を過ぎたジジーの気まぐれ日記

刑事コロンボ#1「殺人処方箋」

原題:prescription : murder(直訳:処方箋:殺人)
日本語版:1972年 NHK総合

 

【チェックポイント】

00:07 この回のオープニングは独特で初期のウルトラシリーズのそれを彷彿とさせる

03:24 乾杯の時に拍手が聞こえるが誰も手を叩いていない(グラスを持っているので…)

09:56 アカプルコこの作品が作られた1960~70年代にはアメリカ人にとってあこがれのリゾート地(メキシコ西海岸)だったので、奥さんもサクッと懐柔されたわけ

19:28 犯人がベランダに出たときに、彼の影が「空」に映ってしまっている(書き割りであることがバレバレ)

22:20 このあたりから繰り返される効果音が何となく”ゼルダの伝説の謎解き音”に似ている(気がする)

32:13 死体(?)があった場所を示すテープの位置や形が、殺された(?)時のそれとは異なっている(例:頭部は黒いタイル上にあったのが白いタイルのところにある)※1

32:26 コロンボ登場!(この回ではきっちりと73分けのヘアスタイルだが、次回からはぼさぼさ頭になる)

51:43 マンションのバーカウンターに(今まであった)電話がない。そしてその後のシーン(1.28.47)でまた復活している。

01:27:50 犯人の愛人は大部屋女優なのにかなりの豪邸に住んでいる(犯人がパトロンで援助しているのかもしれないが)

01:38:48 エンドクレジットの「PETER FALK as Lt. Columbo」について ※2

 

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被害者は死んでいたのか?

【補足】

※1:殺人事件の現場ではよくある光景(リアルに見たことはないが)だが、今回の話では被害者は即死ではなく(おそらく自分で病院などに連絡している)、警察としても当初は殺人事件としては扱っておらず、死体の場所を特定するような作業は行ってないはずなので、この死体の場所を示す白いマーキングがあること自体がおかしい。

それを考えると、このマーキングは犯人をだますために、コロンボの発案(?)でわざと作った可能性がある(なのでいい加減?)。これは最後のシーンでの水着の女性のシーンが”逆トリック”であることでも推測できる。

※2:Lt.はLieutenant(ルーテナント)の略で、直訳すると”中尉”だが、他にも”上官代理、副官、大尉、(警察の)警部補、(消防署の)隊長補佐”などの意味がある。もちろん今回の場合は「警部補」であろう。警部補で思い出すのは『警部補 古畑任三郎』だ。(古畑任三郎については別途)