suna8’s blog

還暦を過ぎたジジーの気まぐれ日記

コロンボと三谷幸喜

今回の『刑事コロンボ PR』の第5回は前回の続きのようなタイトルで「犯人編②」となっている。ただし、前回はかなりたくさん犯人が登場したが、今回は2人に絞られている。つまり、かなり目立った犯人(あるいは犯罪)ということのようだ。

 

今回もいくつかのシーンを抜粋引用する。

(以下のスクリーンショットはすべて©2020 NHK 

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名対決を実現するには、コロンボに対等以上に能力や特徴的な外観が必要になってくると思うが、確かに今回登場する犯人役は、俳優としてもその両方の素質を持っているだろう。

 

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刑事コロンボ」としては第1作にあたる『殺人処方箋』の犯人、レイ・フレミング精神分析医という設定で、確かに頭脳明晰という雰囲気で、犯人役としては申し分ない。演ずるのはジーン・バリー

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1953年の古典的なSF映画宇宙戦争』に主演したことで有名になる。他にも出ているが、個人的にはあまり作品を知らない。映画よりも、アメリカのドラマへの出演が多かったようだ。

 

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次に登場する犯人が人気のエピソードの一つでもある『溶ける糸』のバリー・メイフィールドで、レイ・フレミングと同様に医者(心臓外科医)である。やはり医者は沈着冷静で頭がいいという印象があるわけで、コロンボと対等に対決できるキャラクターとして必要十分なんだろう。メイフィールドは、ご存じレナード・ニモイが演じている。スタートレックのスポックとしてイメージが強すぎて、他の作品には登場しにくいという都市伝説もある。

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2015年に83歳で惜しまれて亡くなっている。

 

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そして今回のゲストは、この企画の主役とも言える三谷幸喜氏の登場である。「刑事コロンボ」に影響を受けて、同じ倒叙形式の「警部補 古畑任三郎」シリーズの企画および脚本を担当したと言われている。そして、今回知ったのが氏のベスト・チョイスのエピソードが『祝砲の挽歌』であるということだ。人によってベストが変わるのは当然としても、ちょっと意外だった。でも、説明を聞いていて納得したのも確か。

 

以上。