今月から始まった『刑事コロンボ』の再放送。実際には何回目の再放送だろうか?ある本の記事によると、1970年代の初期放送では、最終的にほとんどのエピソードがNHKだけで2回再放送されているらしい。その後、民放やCSなどでも放送されているし、2年ほど前からまたNHKのBS4Kでも流れているので、再放送の延べ回数はかなりになるはずだ。そこまで人気なのは、ドラマ自体の出来もあるが、なんといっても主演のピーター・フォークの特徴的な外観やしぐさ、そして日本語版における小池朝雄のしゃべりに起因すると思う。(さらには日本語訳=日本版脚本の素晴らしさもあるが、その点は別途)
今回、YouTubeの中から、ピーター・フォークと小池朝雄に関する面白い動画をピックアップしてみた。
Dean Martin Roastという番組にコロンボの格好で出演し、周りを笑いの渦に巻き込むピーター・フォーク。日本では”小池朝雄の声=コロンボ”だが、これを見ているとピーター・フォーク自身の声でも聴いてみたいな、と思った。
フランスのarte cinemaが制作したドキュメンタリー。フランス語なので雰囲気しか味わえないが、ピーターフォークの色んな側面を紹介しているので、軽く流し見してみてもいいかも。(途中、スピルバーグも登場する)
氏がなかなかいい雰囲気でバーテンダー役をこなしている。こんなバーに行ってみたいと思わせる、落ち着いた受け応えが素晴らしい。
あまり似ていないが笑える。
●寺岡光盛のものまねによる新旧声優比較(小池朝雄VS石田太郎)
基本的に旧シリーズは小池朝雄がコロンボの声を担当していたが、新シリーズでは石田太郎になっている。その差をものまねでうまく表現しているのはすごい。
ちょっと趣向が異なるが、スネークマンショーによるコロンボのパロディドラマ。スネークマンショーまでもがコロンボのネタをやっていることは今回、調べてみて初めて知った。
そして、次回放送(2020/4/8 21:00~)の第2話「死者の身代金」の予告編としても価値がある動画が見つかったので、参考までに。
これは金曜ロードショー(1988年5月20日)で放送された時のもので、当時は刑事コロンボも映画枠で扱われた証拠となる。実際、このエピソードはシリーズ化前の”パイロット版”として作られたようだ。(そのあたりの解説もある)
”いやぁ、コロンボって本当にいいもんですね~”