suna8’s blog

還暦を過ぎたジジーの気まぐれ日記

飲食店の明暗

オヤジの日記 2021/2/14 晴れ

 

久々に娘夫婦と一緒に飲食した。コロナでなくてもこの夫婦は普段から忙しくて、なかなかタイミングが合わない。彼らの毎日の仕事は遅く週末はアウトドアの趣味に忙しいようだ。今回は(おそらく)バレンタインデーだということもあって、スケジュールを調整してくれたようだ。

 

■■■■■■■■■■■■■■暗■

まずお昼に、名古屋でも人気のラーメン店に行くことにした。その話を前日に娘とLINEで交わしたら、「整理券をゲットしてあげるよ」ということで、並ばずに入店できそうだった。娘夫婦の自宅は、そのラーメン店から徒歩でも数分の位置にある。非常に便利だ。

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しかも娘が当日、車で迎えに来てくれるという至れり尽くせり状態だ。そして、開店時刻に無事に入店できた。(整理券に表示されている予約時刻は入店予定時刻の10分前)

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店内の雰囲気は以前と違ってピリピリしていた。カウンターには例によってアクリル製のパーティションと、そこに貼られている「黙食」のポスター。ここまでする必要があるのかは不明だが、店側も必死なのだろう。

”食事中(ノーマスク時)は会話はお控えください”

当然「黙食」の定義はそれだろう。でも、ラーメンが提供されるまでの待ち時間に、マスク越しで隣席の娘と小声で話していたら、目の前の厨房で調理していた店主が、

会話はお控えください

と、ちょっときつめの感じで言い放った。内心、

”食事中でないしマスクしているからいいはずだが?”

と思ったが、ここで下手に反論してわざわざ重苦しい空気にすることもないと思い、その言葉を飲み込んだ。でも、モヤモヤは消えなかった。

カウンターに座って注文後(実際には券売機方式)、10分ほどしてラーメンが配膳された。

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相変わらずの正統派の”麺顔”だ。乗っているのは標準で、豚ロース、豚バラ肉、そして鶏ささみのトリプル・チャーシューである。それぞれ特徴がありすべて美味しい。だがしかし、スープを飲んでちょっと塩辛い感じがした。好みの問題もあるが、「煮干しラーメン」という語感からくるイメージとは異なっていた。また、例によって麺が柔らかい。この店の特徴なのだろうが、もう少し固めでもいいといつも思う。

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ということで、食事は張り詰めた雰囲気の中で食べても美味しくない。自分の中では2ランクダウンの印象で、店を後にした。

 

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さて、このあとどうしょうか、という話になり私が「昼呑みでもしようか?」と半分冗談で言ったら、多数決、いや満場一致で昼呑みすることに決まった。「近くにいい店があるんだ」と得意げに娘が言った。「さすが地元情報。じゃあ、そこに行こう」となった。飲兵衛ばかりだとなんの支障もなく即決状態だ。

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ゆっくり歩くこと15分でその店の前に着いた。外観ではどんな店かが想像しにくい店舗だった。あとで分かったことだが、少し前までは別の店だったのを居抜きで呑み屋にしたとのこと。どうりで……

中に入ると3坪ほどの空間にL字型カウンターと4人席のテーブルがタイトにレイアウトされている。奥には仕切りを挟んでトイレと、2階に通じる階段があるようだ。この日は店主がワンオペで営業していた。

常連らしき親子風の4人組がテーブルに、そしてカウンターの奥側にも先客2人がいた。そこに我々3人が入ってきたので、8割がた埋まった感じである。ただ、カウンターの端の2席ずつは椅子があるが、その中間には椅子がなかった。おそらく椅子を置くと移動する空間が無くなるからだろう。そして、その部分が立呑みエリアとなるわけで、我々はそのまま立呑みすることにした。

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その後、数人が出入りしたが、すべて常連客らしく、店主を中心にお互いに顔見知りのようだった。会話がスムーズに進む。娘も常連客の一部のようで、入ってくる客すべてに「お久しぶり」とかの声をかけていた。いい雰囲気だった。

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12時半ごろに入店し17時半ごろまで、結局、5時間も立呑みしていた計算になる。その間、客同士の会話は切れ目なく続き、かなり盛り上がっていた。私は初見にも関わらず、他の客とは旧知の仲のような雰囲気の中で、様々な話題に花が咲いた。もちろん誰もマスクはしていない。やはり、飲食店はこうでなくてはいけない。まあ、厳密に言えばこの時期、こういう飲食は褒められるものではないかも知れないが、今の様々な制約事項の方が異常としか思えない。店内の客に何気にその点を聞いても、特に気にしていないようだった。大人の”肌感覚”で各々が行動している世界だった。

”自己責任”

本人がこう言っても「周りに迷惑をかける」みたいな論調はまだまだ存在する。だがしかし、周りを見ても何も起こっていない。この1年間、普通に仕事をして普通に飲食し普通に遊んでいてもだ。いったいこの国で何が起こっているのか。TVなどのメディアを通して発信される”あの情報”はどこの国のものなのだろうか?

……などと考えこむ余裕もなく、呑んで食べて会話を楽しんだ。写真には全部は写ってないがかなり飲んで酔った。途中、当日はバレンタインデーとのことで、女性客からスイーツがプレゼントされた。次回はホワイトデーに行くしかないな、と思った。こういうやりとりも、この手の店でないと経験できないと思う。

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大阪に単身で住んでいた時には、こんな雰囲気の店に毎週のように通ったものだ。今回、その記憶が蘇り、この世界はやはり必要だな、と改めて思った。

 

終わり良ければすべてよし。ラーメン店の記憶が上書きされ、素敵な1日となって記憶に残るだろう。店主および客の皆さん、そして娘夫婦、いい日をありがとう。

 

以上。

 

追伸。

当日、娘からもバレンタインデープレゼントをもらったが、チョコレートではなく、なんとバーボン・ウイスキーだった。お互いに飲兵衛だということを改めて確認できた瞬間だった。(こんなことで『親子の証明』をしてもねぇ……)

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刑事コロンボ#45 「策謀の結末」

原題:The Conspirators(直訳:共謀者たち)

日本語版:1979年 NHK総合

 

【今回の小ネタ】
 
☆今回登場する車
今回のエピソードで地味に登場したオートバイ。犯人の子分(?)が乗っているようだが、車種などは不明で何かあるのかと思ったが、特に事件に絡むことはなかった。被害者の車は「フォードLTD」で、物語のはじめの方に登場する。

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対して犯人の車は物語の後半に登場する、真っ白なボディが印象的な「ジャガーXK120」だ。下記の写真の背景に映っているのは、いかにもアメリカンな大型の高級キャンピングカー(トレーラーハウス)。車内に銃が大量に格納されているらしい。

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☆作家と活動家の二足の草鞋を履いている犯人
コロンボシリーズには本が犯罪に絡むエピソードがいくつかあるが、今回も印象的に使われている。特に、コロンボが犯人までの糸を手繰り寄せるきっかけとなった重要アイテム。気になったのは、書店でのサイン会で被害者が犯人にサインを求める際の本のカバーが、セロテープで留められているシーン。実際の放映では一瞬しか映らないので問題ないが、こうやって静止画にするとちょっとアレな感じだ。

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犯人の表の顔は作家(詩人)だが、実はIRAアイルランド共和軍の一員で、米国での武器の調達役だ。IRAの歴史的背景は日本人には馴染みがなく具体的なイメージが沸きにくい。ただ、個人的には以前に読んだミステリー小説でテーマとして扱っていたので、その記憶で背景が補完できてスムーズに物語に入り込むことが出来た。

www.hmv.co.jp

 

☆銃のサンプル用大型アタッシュケース(仮称)
これはすごいアイテムで、ネットで検索しきれず”仮称”となってしまった。そりゃそうだ。こんなアイテムは現実世界では見ることはなく、フィクションの世界か(あるかどうか知らないが)裏社会の御用達でしかないから。でも、ヤフオクで見たら入札してしまうかも?(ないない)

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☆とにかく今回は様々な小道具や装置が登場する
犯人のアジト(?)はなかなかオシャレで、バーカウンターやピンボール、スロットマシンなどがある。前回の犯人の豪邸にも通じるコレクションだ。

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コロンボは犯人とピンボールで対戦することになるが、スコアの上では負けてしまった。でも、厳密に言えばピンボールの台の種類が異なるので、単純な点数の比較はほとんど意味がないのだ。まあ、細かい話をするとキリがない世界ではあるが。

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昔のゲーセンには普通にこの手のピンボールが並んでいたが、今ではもうレアアイテムになってしまっている。ピンボールと言えば、あの名機APPLE2の『PINBALL CONSTRUCTION SET』の記憶が強烈に残っている。1983年に登場した時には画期的なソフトだという評判で、シンプルなデザインながら今でも通用するのではないかと思うほどの出来栄えだった。

www.youtube.com

 

☆結局は「酒で身を滅ぼした」犯人
今回のエピソードでは、犯人がアルコール依存症っぽい設定で、結局はそのことで犯行の証拠となってしまい、コロンボに追い詰められてしまう。登場する酒は、ビールとアイリッシュウイスキーコロンボにとってはビールは酒扱いではなさそうで、業務中でも堂々と飲んでいる。小道具として嫌というほど画面に映される「FULL'S IRISH DEW」は、当然ながら架空のウイスキーだと思うが、妙に気になってしまう。ちなみに、”IRISH DEW”とはアイルランド特有(dew=露)の香りのようで、その香りがアイリッシュウイスキーの特徴のようだ。

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頻出するボトルのラベルには、"Let Each Man Be Paid In Full"という文言が印刷されているが、この言葉はこのドラマのオリジナルらしく、ネットで検索してもコロンボのエピソードしか出てこない。直訳すると「一人一人の男に金を払わせよう」となるが、日本版の字幕では下記の写真ように意訳されている。これぞダブルミーニング・ミステリーだ(イミフ)。

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☆ラストシーンに哀愁を感じる
今回は初期シーズンの最後を飾るエピソードで、コロンボと犯人の掛け合いが絶妙で、しかも最後の対決シーンの演出が素晴らしい。特に窓越しに見える貨物船がなんとも雰囲気を盛り上げていたのだ。作り込み過ぎたストーリーではあるが、ラストシーンが印象的で後味は全エピソード中でも最高クラスである。

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以上。

 

獄激辛カレー焼きそば

ツイッターカップ麺情報を毎日のように発信しているアカウントをフォローして以来、影響を受けやすい私は、機会があればカップ麺を食べていたりする。それ以前は”太るから”の理由で極力控えていたのに、である。さらに数年前にラーメンにハマっていた時期には、毎年の人間ドックで高血圧気味という診断 が出て、それが塩分の取り過ぎが原因ではないかということで控えた時期もあった。

twitter.com

結局、血圧の上昇はどちらかと言えば飲酒によるものだろうと自己判断し、時々はラーメンを食べてはいたが、このアカウントの投稿がTLに毎日表示されることが、一種のサブリミナル効果になったようで、最近では週に1度以上、食べている感じである。

 

以下は、直近3ヶ月ほどのカップ麺の食記録と、その最新の「ペヤング 獄激辛カレー焼きそば」のレポートである。

 

東洋水産「1食分の野菜 魚介の旨みちゃんぽん」

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これは良くある”1日分の野菜が摂れるジュース”の表現と似ていて紛らわしい。あくまで1食分であり1日分の3分の1だ。まあ、カップ麺で野菜不足を補おうとするユーザーが多くいるとは思えないが。

 

▶NISSIN「AFURI 冬限定 柚子塩らーめん まろ味」

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写真は、1年前に売り出していた同一商品との比較である。最近のカップ麺の新作は、限定生産(おそらく1ロット生産)で、その中から人気だったものを後日再発売するケースが目立つ。その際に、パッケージデザインを微妙に改良していることが多い。(実店舗情報

 

サンヨー食品世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン」

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この日は、コンビニで「山ちゃん」を共通キーワードの商品を買って、近所の公園で食べてみた(アルコール付き)。「山ちゃん」は名古屋の有名な居酒屋チェーンでグローバルにも店舗展開していて、その看板商品が「幻の手羽」である。その風味をラーメンで再現するのには無理があると思ったが、やはりそうだった。一緒に買ったサッポロポテトのほうが、再現性は(五十歩百歩だが)高いと思った。

 

▶NISSIN「味仙 名古屋名物 台湾ラーメン 大辛」

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これも名古屋めしの一つと言える味仙(みせん)の台湾ラーメンカップ麺化したものである。カップ麺化する商品の中で、台湾ラーメンは再現性が高いと思う。というかその雰囲気を再現しやすい、辛さが特徴のラーメンである。カップに書かれている「大辛」は、実店舗で言うところの”標準”の辛さだと思う。

 

▶NISSIN「日清焼そばU.F.O. T.K.Y.卵かけ焼そば」

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これは購入前のイメージとかなり乖離する商品で、卵黄感はあまりなかった。天下の日清食品の商品ではあるが、日清のカップ麺で四角いパッケージは外れ、という持論があるが、まさにそれに合致する。というか、「UFO」なら丸くないとおかしい。

 

東洋水産「やみつき旨辛 辛赤 東京系油そば 旨辛MIX」

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実は、食べた記憶もないし味の印象も残っていない。そんな商品だった。

 

ペヤング「やきそば マシマシキャベツ」

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ペヤングは矢継ぎ早に様々な新製品をコンビニに送り出している。そう、コンビニありきの商品企画である。その後、結果的に売れなかった商品はディスカウントスーパーに流れて行くわけであるが、こういうビジネスモデルは長くは続かないだろう。この商品もイマイチだと思う。キャベツは焼きそばにとっては邪魔な存在だと個人的には思うのである。

 

▶ファミマPB「四川風汁なし担々麺」

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一時期、汁なし担々麺にハマったことがある。その極みが広島で遭遇した”汁なし担々麺”である。広島のそれは料理の世界を逸脱していると思う。要は「香辛料である花椒を摂取し痺れ感を味わう」食品になっているからだ。それをカップ麺で再現するのは無理だと思う。

 

▶明星(セブンイレブンPB)「特盛ネギ 背油とんこつ 博多 だるま」

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博多ではかなり豚骨ラーメンを食べたと自分では思っている。基本は”豚骨臭ありき”で、それが嫌いな人は店に近づかない。この商品は少なめだが豚骨臭があった。これでなくては”博多”を名乗れない。(実店舗情報

 

ペヤング「やきそば 辛口チゲ風」

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食後の記憶なしで、ノーコメント。まあ、マズくはなかったんだろうけど。

▶NISSIN「麵屋のろま NOROMA 濃厚鶏そば」

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この店はパッケージにあるように、実店舗は奈良県にある。数年前に期間限定で大阪市内で仮店舗を開いていた時に実食したが、評判どおりかなり美味しかった。それをどこまで再現しているか気になったが、具を除いておおむね80点はあげられると思う出来栄えだった。

 

セブンイレブンPB「徳川町 如水 塩ラーメン」

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名古屋のラーメン店の中でも少なくとも5本の指にはいると思われる名店(自分調べ)で、いつも長い行列(店内にも”長い”待ち席がある)が目立つ。その店の監修で再現されたレンジ調理タイプのインスタント麺である(カップ麺ではないので例外扱い)。さすがに再現性は高く、美味しくいただけた。ただ、数量限定なので運が良くないと買えないのが玉に瑕。

 

サンヨー食品「麵屋はなび 濃厚海老味味噌ラーメン」

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これも名古屋発祥の”ラーメン”である。しかも、今回も”山ちゃん”の時のようにスナック菓子も組み合わせて買ってみた。このラーメンを食べた時は病み上がりだったので、味が分かりにくかったのが残念(病み上がりにカップ麺を食べるのか!)。かすかに海老の風味はしたが。要リベンジ。

 

▶明星「チャルメラ 愛知 つけてみそかけてみそ ごま香る みそまぜそば

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名古屋ネタが続く、というかそういうのを選んでコンビニでゲットしているわけで、必然とも言えるラインアップ。期待していた”味噌感”はあまりなかったが、件のブログでは味噌をかなり感じたとのことで、個人差がある感じだ

 

エースコック「看板の無い人気店 博多クリーミー豚骨ラーメン 博多元気一杯!!」

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商品名どおりかなりクリーミーなラーメンスープだった。濃厚豚骨という感じではなかったが、他の豚骨ラーメンとの差別化に成功しているように思えた。以前から実店舗は気になっていて、いつかは行きたいが博多なので…(実店舗情報

 

▶明星「チャルメラ 兵庫 大関 酒粕香る 豚旨しおまぜそば

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チャルメラの県名シリーズ(?)の兵庫県バージョン。兵庫と言えば灘、灘と言えば日本酒のメッカでの発想だろうけど、ちょっと苦しい。確かに酒粕の風味は感じたが、ただそれだけ。カルビーの県名シリーズ(?)を思い出した。

 

▶NISSIN「日清焼そばU.F.O. 濃い濃いたらこ」

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こちらは丸い焼きそばUFO(丸か四角は何か基準があるのだろうか?内容量?)。食べてみて改めて思ったのが、「これって細麺のタラコスパだがね」ということ。それ以上でも以下でもない。焼きそばではないと思う。(そもそも焼いていないし←それを言っちゃあおしまいだが)

 

ペヤング「やきそば 獄激辛カレー」

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今回の最後に登場するペヤングのマニア向け商品。ここ数年、ペヤングは暴走気味で妙な商品を連発している。都度、買っていてもキリがないので、目立つものだけつまみ食いしているのが実情。今回は「獄激辛」という表現に引っかかった次第。元々辛いのは好きだが、どこまで辛く果たして完食できるか、というチャレンジャー精神(?)がパッケージを見て沸いた感じだ。

件のブログでもかなり辛さを強調していたので、準備万端で食してみた。

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  • 大学芋(昨夜のおかずの残り物)
  • 牛乳
  • マヨネーズ
  • リンゴのヨーグルトがけ

辛すぎて食べ進めないとき用に最大限のサイドメニューを用意し、さっそくお湯を沸かし”製作”を開始した。

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食べる前にもその激辛さを感じるほど強烈な辛さで、添付のソースを入れて混ぜた時に鼻を近づけたら軽くむせてしまったり、さらには、混ぜた箸の先をいつもの調子で舐めたら想定外の辛さで、その印象が大辛のカレーを完食後の口中の如しだったのだ。

食べても大丈夫なんだろうか?

少々の危機感が頭をよぎったが、ここで引いては男がすたる、というわけでもなく、単に好奇心ともったいない精神で先に進むことにした。

でも、やはり激辛だった、いや超激辛、まさに獄激辛という表現は正しかった。ここまでくると辛いというか痛いというほうが正確な表現かも知れない。なので、いつものようなペースで食べると、辛さがどんどん積み重なって行き、すぐに限界に達することになった。途中、小休止して牛乳を飲んだりして、口の中に累積している辛さを少し下げながら(でもリセットされるわけでもないが)、食べ進んだ。そうやって”匍匐前進”していたが、半分ぐらい食べた頃に「もう限界」と思ってしまった。

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そこで、マヨネーズの登場となった。他の商品でもあるように焼きそばとマヨネーズの組み合わせは定番なので、反則技(あかん飯)ではないはずだ。マヨネーズの効果はそれなりにあって、最終的には完食できた。ただ、口の中は火の車なので、デザートとしてヨーグルトのかかったリンゴを食べたら、かなり”消火”できた感じだ。リンゴパワーを再認識する次第であった。

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この辛さは、以前に食べた18禁カレー」に匹敵するもので、でも、そのカレーはサスガに食べきれなかったので、今回は色々と対策したおかげだったと思う。いずれにしてもまともじゃない商品で、もちろんリピートは絶対にない。断言できる。

 

以上。

 

刑事コロンボ#44 「攻撃命令」

原題:How to Dial a Murder(直訳:殺人ダイヤルのかけ方)

日本語版:1979年 NHK総合

 

【今回の小ネタ】
 
☆今回登場する車
今回も車の登場は限定的でオマケだ。でも一応、被害者と犯人の車が1回ずつ登場する。最初に被害者の「ポンティアックグランプリ」がいかにもアメ車という雰囲気で画面に迫ってくる。Tバールーフがカッコイイ。犯人の車はなかなか出てこないが後半にチラッと出てくる。車種は「ロールスロイスシルバークラウド」だと思われる。

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☆犯人は金持ちの映画マニア
犯人宅はいかにもなアメリカの富豪邸という感じで、庭には別宅を始めプールやテニスコートまである。また、かなりの映画マニアで室内には映画グッズ、それも本物らしきレアアイテムが所狭しと並んでいたりする。そして、その中に伏線となる品物が含まれ、エピソードの冒頭で大写しになるのだ。まるで映画「バックトゥーザフューチャーⅠ」の如く。

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上記の写真の右下の照明器具を見ていると、映画「トゥルーマンショー」の冒頭のシーンを思い出す。その物語は、何故か照明器具(大きさなどは異なるが)が空から落ちてくるところから始まるのだ。この映画はお気に入りの1本である。

youtu.be

 

☆電話、電話、電話、、、
ある意味、今回の凶器は電話とも言える。コロンボも途中、電話にかなりこだわっていた。実際、犯人宅には少なくとも4台の電話機がある。ストーリーに直接絡むのは下記写真の右下の壁掛けタイプのプッシュホンだが、それに並列配線されているのが左上のレトロな電話だ。細かく言えば、片方がプッシュホンでもう一方がダイヤル式のような組み合わせは出来ないはずだが、きっと何か仕組みが施されているのだろう(ダイヤル式に見えて内部はプッシュホン互換とか、受話専用とか)。いずれにしても、様々なデザインの電話機が登場して楽しい。(実は写真に含まれてない電話機がまだ2台もある)

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☆とにかく今回は様々な小道具や装置が登場する
心電図や脈拍などを測る大掛かりな装置、音声を分析するコンピューターのような装置、あるいはマイクロカセットテープレコーダーなど、多彩な電子機器が出てくるが、地味に電話用のコンセントやブランドもの風のデスクトップアイテムなども出てきて、画面から目が離せない。

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☆お金持ちのコレクションはレベルが違う
映画好きが高じて、様々なレアコレクションを所持している犯人の家には、「ミュートスコープ」と呼ばれる初期の動画ビューワーが4台ほど置いてある。コロンボも興味を持っていたようだが、基本的には男性専用のもののようだ。あと、ビリヤード台が置いてある部屋には「ジュークボックス」が置いてあったりして、かなり羨ましい。

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☆ワインで乾杯

犯人とコロンボが暖炉の前でグラスを交わすシーン。コロンボかつてのエピソードでワイン通になったのか。でも、羨ましいPart2。

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以上。

 

不審な動きをするPC

何気にPCの画面を見ていたら、自分が操作していないのに、勝手にマウスカーソルが動いて、画面が変化しているのである。機械的な動きというより、いかにも人の手で動かしているような感じ。まるでリモートメンテナンスでPCを操作してもらっているユーザーの気分だったが、もちろんそんな依頼を誰かにした覚えはない。

 

【動画】(後日アップ予定)

 

証拠・分析のために上記の動画をiPadで短時間撮影したあと、ノートパソコンのWi-Fiのスイッチをオフにした。

 

とりあえずWindows10標準搭載のセキュリティ機能でスキャンしてみたが、特に異常は見つからなかった。

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しばらくして、恐る恐るWi-FiをONにしてみたが、不審な動作はしなくなっていた。そこで、ネットで今回の現象について調べてみた。

パソコンが遠隔操作されているかを見抜く確認ポイントと、対処法・予防法 | パソコン修理・サポートのドクター・ホームネットがお届けするコラム (4900.co.jp)

 

上記の記事は一般的な知識が書いてあるだけで、ほぼ知っている内容だった。原因は不明のままだったので、気持ち悪さを少しでも解消するために、最新のウイルススキャンソフトで、再度スキャンすることにした。

「Kaspersky Virus Removal Tool」の正しい使い方 | ハルパス (halpas.com)

上記のサイトでKasperskyのソフトがオススメされていたので、さっそくDL&スキャン。Kasperskyは以前からセキュリティ関係で名前は知っていたので安心して使えた)

Free Virus Removal Tool | Free Virus Scanner and Cleaner | Kaspersky

 

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結局、Kasperskyでもウイルスなどは見つからなかった。もう少し納得するためにネットで検索すると、下記のようなサイトにたどり着いた。

【Win Up個別】DCOMによるCPU暴走【Win10】 – 自作PCの道楽新館 (run-tomorrow.com)

今回の事象とは直接関係ないが、リモート操作に関連していそうなので、その機能をオフにして、今回の騒動(?)を完了することにした。

 

追記。

とりあえず、それ以降は今のところ異常動作は起きていない。

 

以上。

刑事コロンボ#43「秒読みの殺人」

原題:Make Me a Perfect Murder(直訳:私を完璧な殺人者にしてください)

日本語版:1979年 NHK総合

 

【今回の小ネタ】
 
☆今回登場する車
エピソードのしょっぱなで目立っていたのがコロンボの愛車。ルームミラーが取れかけてそれをコロンボが直そうとして運転に集中できず、警官に目を付けられ最後には事故ってしまう。しかも、良く見るとハンドルの中央部のパーツが足りないようだ。

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↓ 本来はこんな感じなのだが。

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犯人の車は後半に出てくるが、相変わらずのセレブである。元々「フォードマスタング」に乗っているが、被害者からは手切れ金としての高級車「メルセデスベンツ450SL」にプレゼントされたが、結局は乗らずじまい。要らないのならちょうだいな。

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↓ ベンツのキーをドリンクが入ったグラスに投入する被害者。でも結局、飲んでもらえず空振りだったのは残念だ。

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☆今回の小道具は電気製品が続出
さすがに舞台がTV放送局、様々な電気製品が登場する。支店長の机はまさにコンソール。内側に様々な”製品”が並んでいるが、何となくそれっぽい小道具を集めただけのようにも見える。右端には当時の電卓もあったりする。犯行に使うのはタイマー代わりのテレコだが、これはマイクロカセットタイプ。また、ラジオのアンテナを折るシーンがあるが、これは昭和なBCLラジオっぽいが型番は特定できず。あと、映写機のカウンターが”フィーバー”しているシーンを偶然に捉えて自己満足。

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 物語の最後の方に出てくる(コロンボの定番の紙袋の中から)2種類のビデオテープ。見たこともない形状だが、昔は様々な規格のカセットが乱立していたのだろう。白いのはVHSにも見えるが、果たして。

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☆TVは修理して使うもの
今のテレビは電子回路の集積みたいなものなので、壊れたら現物交換となるだろう。でもコロンボの時代、日本で言えば昭和な世界では、TVが不調になったら基本的には電気屋さんが修理する。自宅まで来て修理することも多かったが、このエピソードでは電気屋で修理中だった。写っているドライバーはスタンダードなもので、自宅にも似たようなドライバーがある。

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☆こういうシーンは内輪ネタなのか
放送局がメイン部隊なのでTV放送関連の機器が登場するが、この最後の場面での機材はコロンボの映像編集にも実際に使われているハードを大道具として使ったように思う。ただ、映っている画像はちょっと怪しい。細かくはチェックしていないが違和感ありあり。

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☆やはり今回も古畑任三郎にてリスペクトされている
今回のエピソードを改めて見ると、桃井かおりが犯人役である古畑任三郎の「さよなら、DJ」を思い浮かべる人も多いと思う。他にもリスペクトされている話があるが、今回はかなりダブっている。再度、古畑任三郎を見てみるもの楽しいかも知れない。

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以上。

 

武田邦彦先生ベスト集成

2020年春に、日本もいわゆる”コロナ禍”に陥った気配があり、それが解消されずに未だに継続している。様々な論説があるが、個人的にはあまり恐れていない。これはたくさんの情報を確認してきた結果でもあり、ある人物の影響でもある。広範囲な情報を扱えば扱うほど、情報の真偽の確認が困難になる。そして行き着く先は「誰を信じるか」ということになってしまう。自分に一番価値観が近い人物を探し出し、その人の言論を細かくチェックしていく。もちろん100%合致するということはほとんどない中で、複数の候補の中からBESTを選ぶしかないのである。

そして、トータルでのベストが武田邦彦先生になったわけ。もちろん分野ごとの専門家にも信じるに値する人物はいるが、分野を超えた広い見地として見た場合、氏がいまのところマイベストになる。

武田邦彦 - Wikipedia

(たけだ くにひこ、1943年6月3日 - ) は、日本 の工学者中部大学総合工学研究所特任教授東京都出身。1962年に都立西高校、1966年3月に東京大学教養学部基礎科学科を卒業後、4月旭化成工業に入社。ウラン濃縮等の研究開発に携わり、1986年に論文「複合イオン交換反応系の理論と分離技術への応用」により東京大学から工学博士の学位を取得。同年ウラン濃縮研究所長に就任。自己代謝材料の開発に取り組み、所長職を1991年まで務める。1993年、芝浦工業大学工学部教授。2002年、名古屋大学大学院教授。2007年、中部大学へ移籍、2014年に中部大学総合工学研究所 特任教授に就任。

歯に衣着せぬ発言が目立ち、現在ではTVからは離れ、主にインターネット(ブログやYouTube)での発信にとどまっているが、氏の主張や根本的な考え方は納得できるものが多い。中には時代錯誤のような話や極論などもあるが、年配者でもあり熟達した広範囲な知識がうかがい知れる発言が素晴らしく、しかも大学の先生だけあって話術に長けていて、スムーズに耳から頭に入ってくる。

特に最近では「DHCテレビ 虎ノ門ニュース」での解説が素晴らしいと思い、YouTubeなどで見かけるたびにチェックし、内容によっては繰り返し見ている。

下記にそのリンク集として随時追記していく予定である。

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