suna8’s blog

還暦を過ぎたジジーの気まぐれ日記

”大人のおもちゃ”をいじるのは楽しい Part3

(Part2より

 

くだんのMP3プレイヤーのフォルダ構成は下記のようになる。

E-Book・・・電子ブック用
Music  ・・・音楽再生用
Picture・・・画像表示用
VIDEO ・・・動画再生用

初期状態は以上だが、さらに本体でボイスレコーダー機能やFMラジオ放送の録音を行うと、さらに下記のようなフォルダが増える。

RECORD・・・ボイスレコーダー
FMRECORD・・・FMラジオ放送録音用

これら6個のフォルダがこのガジェットの主な機能を示していると言える。ただし、使い方にコツがいるのと、それなりの機能制限があったり、あるいは取説に記載されてない機能があったりする。

以下に、取説上での記載内容をまじえて、これまでに分かったことや妙な点?を順番にまとめてみたい。

1.電子ブック

 電子ブックと銘打っているが単なるプレーンテキスト(拡張子:txt)を表示するだけ。しかも例によって見にくい日本語フォントで。

※アイコンをタッチしてから、対象の電子ブックファイルをタッチしてから、 電子ブック閲覧界面になります。

※ ページアッブ/ダウン:電子書籍閲覧ページで、タッチスクリーンを指で上や下にスライドしてから、前のページや後ろのページに移動します。

※ メニュー設定:電子書籍閲覧ページで指で右にスライドしてメニュー設定に入り、 [Playsetting]、[削除電子ブック]、[ブックマークを選択]、[ブックマークを削除]、[ブックマークを追加]、[ページ選択]などオプションを選択して設定になります。

※ 自動ページめくりの設定:閲覧している時、 ボタンをタッチして自動ページめくりを設定します。自動ページめくりのモードで、ボタンをもう一度タッチしてから自動ページめくり機能を解除します。

相変わらず微妙な日本語で、漢字も間違っていたりする(気になった箇所を赤字にしてみた:以下同じ)。まあ、理解できる範囲なので問題ないが、どういう人物が書いているのだろうか?

基本操作は上下スワイプでページ送り、右スワイプでサブメニュー(メニュー設定)、左スワイプでファイル選択に戻るようだ。一般的な電子ブックアプリと異なり横書きテキストを読むだけなので、ページは上下方向にめくる形になる。PDFリーダーでそういう操作を行うものもあるので、あまり違和感はない。

問題はやはりマニュアルの記載内容が簡略化されていることだ。特にサブメニューの説明はないに等しい(”など”と書かれているし)。実際には下記のようなメニュー構成となる。

・ブックマーク選択
・ブックマークを削除
・ブックマークを追加
・ページ選択 →ダイレクトにページを選択できる
・Font Size → NormalとLarge が選べる
Ebook background → 背景色(模様)が選べる
・Playsetting →自動ページめくりの時間設定が出来る(デフォルト=10秒)
・削除電子ブック

ちなみに電子の”電”の字は”雨”の部分がない文字になっている。調べてみたらやはり中国の文字っぽい。また、”画面”が”界面”になっているのも中国語だと思ったら、どうやら単純な誤記であり、”界面”は中国でも界面の意味であり画面のことではないようだ。

あと、言語設定で日本語にしても、このようなメニューなどの文言が完全に日本語化されておらず中途半端だ。こういうことは日本製品にはあり得ないが、このような細かい点を突き詰めない文化なのだろう。分かればいい、動けばいい、と。

なお、取説には記載がないが、自動ページめくり機能のON/OFFは、画面最上部をタッチしても可能のようだ。(他にも色々と隠し機能がありそう)

 

2.音楽再生

このガジェットの主たる機能となる。基本的にはPCから送り込んだMP3ファイルを再生するのだが、どうやらそれ以外のフォーマットもサポートしているようだ。取説には、

※音楽: MP3、WMA、APE、FLAC、WAVなど

と記載されていて、またここでも”など”という表記が登場する。実際、Windowsボイスレコーダーアプリで録音したm4aファイルも再生できた(実は、レコードはボイスレコーダー機能で録音した)。何も考えずにコピーして聴いた後に、「あれ?再生できている」と再認識した次第。

音楽:アイコンをタッチしてから、好きな音楽を選択しタッチしてから再生します。

※再生/一時停止:|| を短く押すと再生/一時停止にします。

※早戻し/早送り:▶を長押して早戻しになり▶を長押して早送りになります。

※音楽切り替え:◀を短く押して前の曲に切り替え、▶を短く押して次の曲に切り替えます。

※音楽再生メニュー設定:音楽再生ページの右下の Ξ をタッチして、Back to Home、リピート、リピート設定、サウンド設定、ブックマーク、削除、プレイリストに追加、プレイリストから削除などのサブメニューがあり、必要な機能を選択して◉をタッチしてから設定します。

※再生モード設定:左下の⇆をタッチして再生モードを切り替えます。

※Abリピート:音楽再生界面で、「A-B」をタッチしてから、「B」が点滅して、「A-B」リピート設定が始め、もう一度「A-B」をタッチして、リピート間隔を確認してA-Bリピート開始し、「▶」をタッチしてからA-Bリピートが終わります。

※お気に入りに追加:再生ページで ♥ をタッチして、再生の音楽をお気に入りリストに追加します。

音楽再生画面では、電子ブックとは異なりサブメニューに切り替えるアイコンが専用に用意されている。ここでもまたまた”など”が登場する。全部説明するのが面倒なのか、取説のページ数をケチりたかったのか。実際のサブメニューは以下の通り。

・Back to Home →メイン画面に戻る
・リピート
・リピート設定
サウンド設定 →イコライザー/シフト配信
ブツクマーク →その時点の時分秒を記録
・削除
・プレイリストに追加
・プレイリストから削除

(※:再生スピードの調整機能)

よく見ると取説にはすべて羅列されており、結果的に”など”という文言は不要だったりする。まあ、便利ワード(記載漏れしてもクレームにならない様に?)として使っているのだろう。ここで気になるのは”ブック”が”ブツク”になっている点で、メイン画面でも「電子ブツク」になっている。今回の取説のほうではちゃんと”ブック”になっているが、他の製品の取説でもカタカナやひらがなの小文字が大文字になっていることがある。漢字だけの世界には小文字という概念は存在しないのは確かだが。

あと、取説には記載がないが、電子ブックと同じように、右スワイプでもサブメニューに遷移できる。また、左スワイプで曲の選択や絞り込み機能の画面に切り替わる。

・再生中 →音楽再生画面に戻る
・すべての曲
・アーティスト
・アルバム
・ジャンル
・プレイリスト
再生リストを作ります

このメニューで気になるのは”再生リスト”なる文言で、きっと”プレイリスト”のことだろうけど、変に日本語に変換していることもあったりで、手抜きしていると思えば余計なお世話もしてたりと、やっぱりいい加減である

 

Part4につづく