suna8’s blog

還暦を過ぎたジジーの気まぐれ日記

ふとVHSのDVD化に目覚めた

ここ数年でかなり断捨離したのだがそれでも残ってしまう思い出深い、捨てがたい品物はいくつかある。ビデオテープもかなり処分したが、ラックには未だに数本のVHSテープと数十本の8㎜ビデオテープがある。時代的にVHSは1980年~1990年代に録画したもので、今でも再度観たい内容のものも多く、なので捨て難かった。

ただ、年末年始休暇が始まる前に妻から「TOSHIBAのレコーダーを直してよ」と言われていたので、しょうがなく(?)調子を見てみることにした。ちなみに現役はSONYのブルーレイレコーダーで、TOSHIBAのはDVDなので電源すら入れてなかった機種だ。

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ふと「いつ買ったのだろうか?」と思って、そう言えば、と過去に価格COMに投稿した記憶が蘇り久々にアクセスしてみた。

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この機種が発売されたのが2007年で上記のレビューを書いたのが2008年なので、そのあたりで買ったのだろう。もう12年は経過している。で、調子が悪いと言われているのは「VHSテープが出し入れできない」「再生している途中で電源が勝手に落ちる」というものであった。分解して掃除したら、いずれも直ってしまったようだ。まだ十分な動作確認はしていないが、どうやら調子は戻ったようである。

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Hi-Visionという青い表示が地味に好きだったり

動作チェックを兼ねて、断捨離出来ないでいるVHSテープをDVDにダビングしてみることにした。このレコーダーの素晴らしいところは、多機能であることだ。全体的にマニアックでその分、レスポンス自体は遅く感じるが、ちゃんと(ややこしい)手順を踏めば、レコーダーとしてやりたいことがほとんど何でも出来る素晴らしいハードウェアである。(レビューで辛目の点を付けたが)

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VHS≪≫HDD≪≫DVDというすべての組み合わせでのダビング・メニューも備わっており、なかなかマニアックだ。しかも、VHSテープを丸ごと自動でサイズ調整してDVDにダビングしてくれる機能なんて、イマドキの言葉で表現するなら『神仕様』となるだろう。

ただ、テープを再生していて気になったのが、縦線がギザギザになる点である。遠くから見る分にはほとんど問題ないが、気になるのは確かである。現時点では原因不明で解決するめどは立っていない。

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でも、とりあえず見直してみたい内容が録画されているVHSテープをDVD化することにした。デッキにテープを入れドライブに生DVD-Rをセットし、あとはダビングメニューを選ぶだけだ。再生時間分のダビング時間がかかるが、ダビング後に自動でファイナライズして電源を切る設定も出来るという、かゆいところに手が届く仕様も素晴らしい。最初にちょこちょこっと操作するだけで、あとは放置しておけば数時間後にはダビングが出来ているというわけである。

そして、とりあえず2本のテープのダビングが完了した。記念にディスクのラベルも少々凝ってみた。(普段は面倒くさくてここまではしないのだが)

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以下に、余談としてこの2枚のDVDの内容を簡単にまとめてみた。

カルトQ

カルトQ - Wikipedia

既存のクイズ番組とは一線を画し、特定ジャンルに徹底的に特化するマニアックなクイズ番組として、1991年に登場。クイズ番組としては珍しく深夜に放送された、「真夜中の狂信的(カルト)クイズ」。1990年代前半のフジテレビの深夜番組黄金期を代表する番組であり、1992年10月にはプライムタイム枠に昇格。本放送の終了後にはフジテレビ739で再放送されていた。Wikipediaより抜粋引用)

かなりマニアックなクイズ番組で、一部のマニアに絶賛された。一般人の参加番組で賞品はイマイチだが、マニアはこの番組に出て優勝するだけで満足したのである(と思う)。

様々なジャンルが登場したが、自分が興味のあるテーマの時に絞って録画した。今でも半分以上の問題に正答できる自信がある。
(以下、録画リスト。カッコ内の日付はWikipediaの情報で実際の録画日とは異なる。)

最後の「ホラー映画」は興味はなかったが最終回ということで記念に録ったと思われる。

 

■空と海をこえて

空と海をこえて - Wikipedia

後藤久美子主演、1989年作品。放送当時の世の中は、高度な情報化社会の中で“パソコン”が普及し始め、これを利用した新しい通信手段“パソコン通信”を利用して人々がコミュニケーションをとり始めた時期。物語は、沖縄の離島で食中毒に苦しむ子供たちを救うため、1台のパソコンから発せられたSOSが世界を駆け巡り、パリのパスツール研究所から血清が届くまでのスリリングなストーリーをヒューマンタッチで描く。演出は『ふぞろいの林檎たち』シリーズの鴨下信一が担当。共演は、加藤茶中原理恵加藤治子、荻野目慶子、レオナルド熊藤岡琢也ほか。TBSチャンネルより抜粋引用)

 日立の一社提供の3時間枠の長編ドラマ。当時の日立のイメージキャラクターが後藤久美子で、ドラマの主演も彼女なので、本編とCMが合体しているかのように錯覚する(しないけど)。パソコン通信など1989年当時のパソコン事情が良く分かる良作。さすがに登場するパソコンは日立製だが、実際にはNECが主流だった。

実は2014年に貴重な再放送がされたらしいが、CS放送ということもあり、見逃してしまった。しかし、負け惜しみにも聞こえるが、CMを含めたものがこの”3時間ドラマ”の価値だと思っている。(当然、再放送時には当時のCMはカットされているだろうから。でも、また再放送して欲しい作品ではあるが……)

 

とんねるずのみなさんのおかげです

とんねるずのみなさんのおかげです - Wikipedia

フジテレビ系列で1988年10月13日から1997年3月27日まで毎週木曜日 21:00 - 21:54 (JST) に放送されたバラエティ番組である。正式では『。』が付く。略称は『おかげです』もしくは『みなさん』と呼ばれている。お笑いコンビのとんねるず石橋貴明木梨憲武)と多彩なゲスト陣によるコントを中心に構成された。1989年から1994年までの6年間、バラエティ番組で年間平均視聴率1位を記録した。『ねるとん紅鯨団』、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』と並ぶ、とんねるずの代表番組の一つである。Wikipediaより抜粋引用)

こういうコミカルなバラエティ番組はあまり見ないが、とんねるずだけは別格だと思っていた。特に、録画した「心霊体験ツアー編」のイボタカコ(宜保愛子さんのパロディ)は秀逸で、結構笑わせてもらった。他にも同じパロディのジャンルでは、ウッチャンナンチャンも面白かったが、とんねるずの方が上だと思う。ただし、ウッチャンナンチャンスターウォーズの回はかなりの出来栄えで、録画して永久保存している。

その冠番組とは『ウッチャンナンチャンやるならやらねば!』。1990年からスタートし、出川哲朗勝俣州和なども出演していた人気コント番組だ。かなり作り込まれたコントが特徴的であり、『スターウォーズ』パロディコントを放送した時は、全米映画協会から「パロディの枠を超えてコピーになっている」とクレームが入るほどだった。冠番組で死亡事故 ウッチャンナンチャンの過去 - エキサイトニュースより抜粋引用)

 

ということで、3本目以降もダビングは順調(画像の件は除く)で、今のところTOSHIBAのレコーダーは無事に稼働しているようである。

 

以上。