8月に「真夏のジャンクフード祭」という日記を書いたが、それから4か月、今度は「年末のスナック菓子祭」を書いてみようかと思う。でもまあタイトル等に特に意味はないけど。
◆D-PRICE『燻製ピーナッツ』
あまり記憶に残ってないが、その理由はたぶん燻製感が少なかったからだと思う。
◆湖池屋『ぷんぷんカラムーチョ ダイナマイトガーリック』
これも期待したガーリック感はなかったように思う。風味の感じ方は人それぞれなので難しいとは思うが。
これも風味の印象が薄い商品だった。味を差別化しているようで実際の風味は普通だったりする。
◆ジャパンフリトレー『マイク・ポップコーン 広東風 ふかひれスープ味』
元々、素材のふかひれそのものには味はないので、結局は中華系のスープの風味ということになる。それだけに”ふかひれ味”というのは単なるイメージにしか過ぎず、期待するほどではないのだが、ポップコーンとしては美味しかった。
リピートしている『麻ピー』のアレンジバージョンだ。花椒ピーナッツのカラシビさは相変わらずでそこにあられが加わって、味の変化を楽しめた。
スナック(菓子)なのか惣菜なのかジャンルが特定しにくいが、食べた感じはスナックに近く、鶏皮好きにはたまらない一品だろう。
◆湖池屋『The 麹塩 粗挽き焙煎唐辛子を添えて』
湖池屋のブランドイメージを前面に出したようなパッケージで、期待して頂いたが、大げさな商品名から連想するような風味は感じられなかった。普通のポテトチップスだった。
◆おやつカンパニー『お肉派スナック』
この手の”肉”を感じさせようとするスナック菓子は数多くあるが、そのほとんどが肉の風味ではなく、あくまで肉を味付けする際のタレなどの味である。致し方ないとは思うが。
上記の”肉”よりもダイレクトに”ソース味”と表記している方が分かり易くて、食べても納得が行くのではないかと思う。形状がカールに酷似にしているのは偶然なのか。
◆湖池屋『ひとくちのごちそう ポテトと料理 包まれたデミグラスハンバーグ』
とにかく商品名が長くしかも説明調で、文字でイメージを膨らませるようだが、実際、食べてみると普通のスナック菓子。商品開発には苦労したような雰囲気が感じられるが、その成果は微妙。
過去にキャビアを食べた経験は僅少で、塩味っぽい印象しか残っていない。なのでキャビア味と言われても評価は出来ないが、商品名を無視して食べる分には美味しかったと思う。リピートはアリ。
◆菓楽『岩下の新生姜 すっぱ旨味 イカ天』
”菓楽”は株式会社種清という企業のブランドのようで、大手菓子メーカーやコンビニと提携しているようである。なのでこのようなコラボ商品が得意なのだろう。「岩下の新生姜」は好きなので思わず買ってしまった。コスパがイマイチかも。
前出のキャビアと言い有名な食材をイメージさせるスナック菓子は基本的にハズレである。買う時点でハードルが上がっているからだ。でも商品名を無視して食べて評価すれば、好みの味のものもあると思う。
◆ファミマ『ばかうけ 濃厚4種のチーズ味』
これは美味しかった。リピートしたくなるレベルだったが、なぜか店頭からいつの間にか無くなっており、買い増しすることが出来なかった。コンビの商品は商品サイクルが短い(期間限定)のが難点だ。
◆ファミマ『岩下の新生姜 つな旨揚げ』
確かに”岩下感”がアップしており、食べる手が止まらなかった。見つけたらまた買ってみたい。
ハッピーターンは定番の味がベストなのだが、その変化球版はどうなんだろうと試しに買ってみたが、ハッピーターン特有の美味しさが生かされてなかった気がした。
◆まとめ
基本的にパッケージに記されている商品名や写真、イラストなどが大げさで(言い方は悪いが)詐欺に近い。それらは”あくまでイメージ”であり、そのことを忘れていると食べた瞬間、失望することが多くなる。こういうスナック菓子を正確に評価するのなら、ブラインドテストが必要であろう。まあそこまで真剣に考えることもないのだが。
以上。