原題:By Dawn's Early Light(直訳:夜明けの初期の光によって)
日本語版:1974年 NHK総合
O say can you see, by the dawn's early light,
What so proudly we hailed at the twilight's last gleaming,
Whose broad stripes and bright stars through the perilous fight,
O'er the ramparts we watched, were so gallantly streaming?
And the rocket's red glare, the bombs bursting in air,
Gave proof through the night that our flag was still there;
O say does that star-spangled banner yet wave
O'er the land of the free and the home of the brave?
日本語訳は下記のような感じ。
おお、見えるだろうか、
砲弾が赤く光を放ち宙で炸裂する中
夜明けの薄明かりの中
我々は誇り高く声高に叫ぶ
危難の中、城壁の上に
雄々しく翻(ひるがえ)る
太き縞に輝く星々を我々は目にした
我等の旗は夜通し翻っていた
ああ、星条旗はまだたなびいているか?
自由の地 勇者の故郷の上に!
アメリカ国歌 星条旗 歌詞の意味・和訳 より抜粋引用
☆犯人はリンゴ酒を良く見つけられたものだ
ほとんどそのままの風景が映っているが、なかでも印象的なのが、中庭にチェック模様の床がある独身寮の建物。多少リフォームされているようだが、今でも特徴的なデザインとなっている。(写真上:撮影当時、写真下:最近のもの)
☆大砲と砲弾
今回のハードウェアとしての主役は、フランス製の大砲で、犯人はそこに細工した直径75㎜の砲弾を仕込むのだ。これでも大きいと思うが、そう言えばかつての戦艦大和の主砲の砲弾はどのくらいかと思って、改めて確認すると、なんと46㎝という話である。とてつもなく巨大な砲弾を実際に発射していたと思うと、改めて日本の技術を認識した次第。
☆大砲の暴発シーンをコマ送りで解析すると
普通に観ていると、大砲の暴発シーンはほぼ一瞬光って終わり、という感じだが、何となく違和感があったので、録画したものをコマ送りして再確認してみると、なんと爆発は砲身ではなく、下の方から始まっているのだ。実際に砲身から爆発するように見せるには仕込みなど準備が大変だったのだろう。気になるのは”手タレ”で、合成ではなさそうな点だ。大丈夫だったのだろうか?
いつもの隠れキャラ、マイクラリー氏がやっぱり出演している。今回は警察の関係者でしかも上司っぽい。前回のホームレス役から一気に昇格した。
以上。