新型コロナウイルスの蔓延を予言したような映画はいくつかある。古くは「アウトブレイク」で1995年の米国映画。日本でも古いものは「復活の日」で、前者より前の1980年の日本映画である。ちょっと新しくなって2009年の日本の「感染列島」あたりが現状に近い感じである。しかし、それらを超えたリアリティ感があるのが、2011年公開の米国映画「コンテイジョン」である。
ネットで”コンテイジョン”を検索すると、かなりリアルであるとの評価が多く、中には予言だという意見も散見される。それほど現実に近いストーリーなのだ。
なのでずっとAmazonPrime枠に入るのを待っていたのに一向に有料のままなので、しびれを切らしてブルーレイを買ってしまった。ただ、観終わった段階で「これは安易に観るものではない」という感想を持った。リアルすぎて恐怖感だけが記憶に残る可能性があるからだ。実際にはハッピーエンドなのだが。。。
今回、現状とカブっているシーンなどを抜粋してスクショをコピペしてみた。これだけでもいかにリアルかが分かる。なお、基本的には前半のみを取り扱っており、ネタバレにならないようにした。なお、アウトブレイクと違って、感染の始まりは最後に出てくる。そこで納得してエンドロールを迎えることになる。
物語は香港から始まる。
その後、日本ではバス車内で患者が発生する。
WHOやCDCが実名で登場する。
現実でも随所で言われている言葉が出てくる。
数字は異なるが現状のシーンとカブるものばかり。
リアルなCDCの外観は初めて見た。
研究機関では同じような解析をしているんだろう。
揃ってのマスク姿も現実を見ているよう。
余談だが、当時は携帯からスマホへの転換期だったことを伺わせるシーンもある。
▶左:ブラックベリー(と思う)
▶右:iPhone(初期型、3か?)
以上。