せんべろ・・・千円前後でベロベロに酔う事
大阪に単身で住んでいたころは、週末になると飲み屋街に繰り出して”せんべろ”を楽しんでいた。大阪の下町は安く飲み食いできる。ただ、”せんべろ”の意味合いで問題になるのが”べろべろ”だ。要は”しっかり酔う”ことなのだが、こうなるための酒量は人によって異なる。なので、「せんべろセット」なるメニューが提供されていても、ジョッキビール+おつまみ2品だったり、お好きなドリンク2杯+小皿1つだったりして、前者の場合にはべろべろになれる人は少ない。まあ、酒を2杯でも種類によってはそれなりには酔えないことも多いので、せんべろのハードルは高いと言わざるを得ない。
ただ、私にとって、サイゼリヤのメニューでせんべろが可能なのだ。
・ワイン500㏄(小デカンタx2、あるいは大デカンタ)
・単品2品(程度)
他のファミレスでは、この形にしようとすると1000円は優に超えてしまう。サイゼリヤの最大の特長は”ワインが安い”という点に尽きる。何しろ、上記のワイン500㏄でたったの400円なのだ(先月までは399円)。残りの600円をつまみに充てられるのだ。しかも税込みなので、消費税が10%であろうが気にならない。ワイン500㏄と言えば、ボトルの3分の2の量である。平気で1本を空ける人もいるが、私は半分でも心地よく酔えるので、それを超えた量ならベロれるのだ。(まあベロベロって感じではないが)
上記で少し触れたが、先月までは大半の価格が249円とか399円など最後に9が付くことが多かったが、メニューの改版時にジャストな数値に変更されたようだ。元々安く見せるためだけで、お釣りに1円玉が出てくる鬱陶しさのほうが気になっていたが、昨今の事情を考慮したのか、細かいお釣りが出にくくしたようだ。(サイゼリヤは現金商売らしく、未だにキャッシュレス化が進んでいないせいもある)
ということで、今回、久々に(名古屋の)サイゼリヤでせんべろを敢行した。
◎白ワイン デカンタ250㏄ x2= 400円
◎アロスティチーニ = 400円
◎アスパラガスの温サラダ = 250円
合計1050円、心地よくベロれた。まあ例によって、周りの学生やら若者やらがうるさかったが、それさえ気にならなければ、サイゼリヤでのせんべろはお勧めだ。(さらに言えば、昼呑みも堂々とできる)
余談。
座席の間に衝立(パーティション)が設置されていて、なんとなく”匿名希望”のインタビューシーンを思い出した昭和なオヤジ。
以上。