コロナ禍で移動、特に海外旅行が自粛されている中、その状況を補うため『バーチャル・トラベル』(バーチャル旅行)なるものを打ち出してきた。まあ、それで減少する売り上げがカバーできるわけでもないだろうし、期間限定的なものになってしまうかも知れないが、とにかく企画としては興味深い。
例えば、格安ツアーで有名なH.I.S.では大きく2種類のバーチャル旅行がメニュー化されている。
・VR技術を用いた３D体験
・WEB会議システムを利用して現地と接続しての疑似体験
前者は専用の機器が必要なので(スマホでは出来ないようだ)、支店なりに行く必要があり、外出自粛の事情には合わない。そこで、後者のアイデアを出して来た(と推測する)。これなら、自宅にPCやモバイル機器があれば体験可能だ。ただし、実際に各地を周るわけではなく、映像と案内人のしゃべりで再現するらしい。特徴は、案内人が実際に現地で案内している人、という点で、バーチャルと称しながらかなりリアルっぽい雰囲気が味わえるはずだ。
いろいろ探っていると、どうやら当初は「オンラインセミナー」(#うちで過ごそう)と称して、無料でオンラインで旅行案内をして、将来のツアー客を集めようという企画だったようで、それが発展して有料の「バーチャル旅行」になったようだ。”#ふたたび美しい世界へ"というハッシュタグは、アフターコロナを想定したワードだろうと思う。
その中で見つけたコンテンツがこれ。
そう、ピンときたわけ。コロンボの舞台となるロサンゼルスの市内観光だったからだ。もちろん、このコースはコロンボのロケ地とはなんら関係なく、一般的なおすすめ現地案内コースを踏襲していると思うが、このコースを「刑事コロンボのロケ地を回る……」というネーミングに変わるような形にUPDATEすれば、コロンボファンは飛びつくのではないかと考えたわけ。
で、たまたま見つけたH.I.S.のツイートに、ダメもとでリプライしてみた。
（以下の画面はダークモードのTwitterのスクショ）
元ツイは「エイチ・アイ・エス アメリカ」ということで、企画自体はアメリカ支社(H.I.S. U.S.A. HOLDING,INC.)のほうで行っているようだ。
”コロンボ・ツアー”ということで、分かりやすいようにコロンボ本に載っていたロケ地マップを添付してみた。
約2週間が経過し、自分でも忘れた頃にリプライされた。まさか返事が貰えるとは思っていなかったので、かなり喜んでしまい、さらに補足的なリプライを書いた。
いつも出入りしているサイトへのリンク、および地図の元ネタ情報も余計なお世話的に書き込んでみたのだ。今日の今日なので返事(and/orイイね)はまだない。
うまく宣伝すれば、それなりに申込者が集まるような気がする。現行のバーチャル・ロスツアーは1時間で10ドル、十分リーズナブルだと思う(高いものでも20ドル)。元々はリアル旅行における現地オプショナル・ツアーのようで、”コロンボ・ツアー”の場合は元ネタがないことになり、企画が実現される可能性は低いが、逆にこの企画自体が今後、現地のオプショナル・ツアーに採用される可能性もゼロではないような気がする。(ほぼ妄想レベルだが)
↓実際のオプショナル・ツアーの案内
↓上記のオプショナル・ツアーのマップ
以上。
