去年の終わりごろより、主にその時購入した電気圧力鍋を使って、地道に”オヤジの料理”を作ってきた。最初はレシピ本やネットのレシピ情報を忠実に、穴のあくほど見ながら作っていた。でも、だんだんと経験を積んでいく従って、あることが分かってきた。それは……
料理はレシピに忠実に作る必要はない！
ということだ。料理に慣れている人には当たり前のことかも知れないが、こればかりは経験値によってやっと理解できることだと思う。なので、今回もかなりアレンジした。
そもそも『”まかない”ロールキャベツ』という料理名自体がアレンジで、”まかない”は「巻かない」と「賄い」を掛けた表現で、いわゆるオヤジギャグの一種だ。
ロールキャベツは過去に1回作ったことがあるが、ひき肉などをキャベツで巻く手順がめんどくさい。まあ料理をめんどくさいと言ってしまっては元も子もないが、やはり”オヤジの料理”は手抜きも極意だと思うわけ（勝手な思い込み）。
なので、今回はキャベツは巻かないし、そもそもひき肉も使わず、冷蔵庫に余っている豚バラの薄切りを具として使った。まあ、鍋に入れる際に豚肉をキャベツの葉で軽くつまみながら重ねていったので、見かけはロールキャベツ風だが、かなり巻きはユルイ。
でも、スープはなるべくレシピを正確に再現するようにした。
圧力鍋効果で柔らかい料理となり、スプーンで美味しくいただけた。元々豚バラ肉は好きなので、これもマイレシピ集に無事登録となった。
ごちそうさま。
