家庭内ネットワークの怪(そして快)
数か月前に自宅にネットワーク業者が来て、インターネットへの接続装置(モデム)を交換していった。新しいタイプは、今まで2台で一式だったのが一体になったようで、でも、中に2台が入っているぐらいに大きい。まあ、それはいいとして……
この交換が行われたあたりから、ネットワークの調子が悪くなった。突然接続が切れたり、遅くなったり。基本的にPCやモバイル類はWi-Fiで接続しているが、それらの無線で接続している機器の調子が悪い。LANケーブルで接続されているテレビやレコーダーはなんら問題ない。
つまりは、Wi-Fiルーターが、モデムの交換によって動作が不安定になったのだ。ずっとごまかして(Wi-Fiルーターの再起動など)使ってきたが、最近、自分が使っている機器4台のうち2台しか繋がらなくなった。同時に使うことはないが、いちいち電源を切ったりWi-Fiルーターを再起動することになり、ついにキレた。
とはいえ感情に任せても解決しないので、本気で対策を検討した。機器のマニュアルを読んだりネットで調べたり。そうこうしているうちにふと頭に浮かんだ。
「Wi-Fiルーターとモデム一体のルーターがカブってないか?」
結局、新しい一体型の機器はモデムとルーター機能が内蔵されており、そこのLANポートにWi-Fiルータへのケーブルが刺さっていたのだ。これでは、同一ネットワーク内にルーターが2台存在することになり、問題ではないかと。
Wi-Fiルーターの取説を良く見ると、左端に小さく機能切り替えスイッチの説明があった。スイッチには「RT/AP」という表示があり、実はこれが重要なポイントであった。今まではルーターモードで使っていたのだが、”もしかしたらAPモードにすればいいのか”ということで、スイッチをAP側に切り替えて再起動した。
あっけなく問題は解決、全部のモバイル機器などがなんの問題なく繋がったのだ。しかも、何となくネットワーク速度も向上した感じだ。今までの苦労はなんだったんだ。やっぱり、基本に立ち返らないといけないな。
(というか業者の人もちゃんと説明してくれよ)
【自宅内のネットワーク端末機器】
・液晶テレビ
・ブルーレイレコーダー
・ゲーム機(Wii)
・Amazon echoshow
・Amazon FireTV
・ブルーレイプレイヤー
・Note PC(3台)
・iPad(2台)
・iPhone
・プリンター
(う~~ん、合計13台、多すぎか?)
画像引用および参考情報