suna8’s blog

還暦を過ぎたジジーの気まぐれ日記

オンライン飲み会初体験レポ

例のコロナ騒ぎで政府が国民に示した、8割削減10のポイント。

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人との接触を8割減らす10のポイント

その内容の是非はともかく、10のポイントのうちの半数がインターネットを利用している。その中でもユニーク(変)なのが、『オンライン帰省』と『オンライン飲み会』だ。この時期につくられたであろうイミフな新語だ。

ビデオ通話でオンライン帰省って発想が貧困で安易すぎる。田舎のジジババが操作できるかは不明だし、だいたいからガラケーだったらアウト。机上の空論に近い。それなら単に電話でいいと思うが。

で、オンライン飲み会。

一般常識で考えるなら、WEB会議システムを使うことになるが、そんな大げさな仕組みは、世間の大多数の人は使えない。でも、探せばあるもので、今回は『たくのむ』というサービスを利用することにした。

tacnom.com

その名のとおりオンライン飲み会をサポートするツールで、開発中ではあるものの基本的には問題なく使用できる。その特徴は下記の通り(個人的まとめ)。

1.アプリではなくブラウザー上で稼働するのでインストールが不要
2.対応機種(OS)が豊富AndroidIOSなどのスマホWindowsおよびMac
3.ユーザー登録(個人情報)が不要で、設定入力はニックネームのみ
4.参加者が6人までは無料(現時点では12人まで無料)
5.時間制限なし(自分で開催時間設定は出来るが延長も可能で実質無制限)

WEB会議システムのような機能(画像共有、ホワイトボード等)はなく、単に参加者の様子を画面越しに見ながら会話が出来るだけだが、飲み会なんてそれで十分だ。使用開始時に生成されるURLを共有するだけで飲み会がスタート。

弱点があるとしたら、簡易なWEB会議システムでもそうだが、参加者が同時には発言できない点。これは音の回り込みによるハウリングを抑止するためで、高機能な会議システムにしか同時発声機能はない。そのことだけが、実際の飲み会と大きく異なる点だと言えるが、他人の話にかぶせて話すのは、微妙にマナー違反とも言えるので、オンラインなら落ち着いて会話のキャッチボールが出来ることになるかも知れない。

ということで、昨夜、金曜日の夜に同じ市内に住む娘夫婦とオンライン飲み会を実験的に行うことにした。結局、単なる実験のつもりが予想外に盛り上がってしまい、19時から始めてせいぜい2~3時間だろうと思っていたのが、0時まで続いたのだ。しかも「0時になったので終わりにしよう」と無理やり区切ったが、そうでなければ(翌日は休日だし)徹夜したかも知れない。

【Near Side】

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オヤジ(私)側の様子

かなりゴチャゴチャしたリアルデスクトップが映っている。飲み会をするため、つまみやアルコール類を置いたからだ。そこに、メイン画面のiPadを置きサブでiPhoneを使った(ブルーレイプレイヤーの再生画面を撮影して動画も”参加者”とした)。

つまみのメインは、サガミで買ってきた手羽先の唐揚げ、飲み物はハイボールとワインを用意した。

【Far Side】

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娘夫婦側の画面集

娘夫婦のほうはノートパソコンを使ったようだ(写真は事後に送られてきたもの)。画面の雰囲気がiPadとは全く異なっているのが新鮮だ。こっちが用意したアニメの画面もちゃんと映っている(直接表示ではなくiPhoneのカメラ経由の映像)。

当初設定した2時間が経過した時点で、その旨のダイアログが出るが、継続することが出来る(延長=二次会という表現が面白い)。

 

次回は、各地の実家とつなげてみたい。ちょっとハードルが高いが、トライしてみる価値はあると思う。果たして、よりリアルな『オンライン帰省』が実現できるか?