suna8’s blog

還暦を過ぎたジジーの気まぐれ日記

土用の丑の日2020

oggi.jp

上記、美味しそうな画像が表示される「土用の丑の日」の解説サイトのリンクを選んでみたが、いずれにしても1年の中で夏の時期だけではなく、年中”土用の丑の日”がある、というのはもう常識の範疇。

上記のサイトによると、今年2020年では下記の7日が相当する様だ。

【冬】1月23日【春】4月16日、4月28日
【夏】7月21日、8月2日【秋】10月25日、11月6日

これらの日と鰻にはなんの関連性もなく、一種の商習慣であるというのも万人の知るところ。でもまあ、そういう機会に普段は食べることのないものに手を出すのもいいかな、と言うことだろう。

今朝の新聞の折り込み広告は、これでもかというほど鰻づくしであった。横へ倣えが好きな日本人を象徴するような。

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自宅ではフライングして数日前に夕食に鰻が出たが「中国産でゴメン」という注釈付きだった。主婦の価値観で選ばれたようで、別に気にはしていない。その時の会話の流れで、今度、鰻専門店に連れて行ってあげる約束をした。経験上、本当は以前”青春18きっぷ”で(単独で)行った長野県の名店が理想だが、そうもいかないので市内のどこかに行こうかと画策中である。

tabelog.com

ちなみに個人的には、ひつまぶしでもうな重でもなく”うな丼”派である。

 

で、今日のランチも”プチ鰻づくし”企画。コンビニで見つけたおにぎり2つ。

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昼食はいつも軽めで、おにぎり2つでも重たい方なのだが。

・たれめしーーー鰻のたれをまぶしたおにぎり(海苔や具は無し)
・うなぎめしーー”たれめし”+海苔+ウナギの具(ごく少量)

前者は120円で後者は倍の240円。写真はあくまでイメージで中身は見えないパッケージ。実際、おにぎりの表面に鰻が乗っているわけではなく、一般的なおにぎりのごとく中心部に鰻っぽい具が入っていたのだが、実際、少量すぎて鰻なのか他の具(アナゴなど)なのかは、正直言って判別できないほどだった。これなら、”たれめし”のほうがコスパが良いのではないかと思うほどで、何となく江戸小話を思い出してしまった。

www.youtube.com


以上。

 

名古屋ブルーノート

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本日、名古屋ブルーノート が廃業となった。直接的な要因は新型コロナだろうけど、以前から経営は好調ではなかったと聞く。この手の”文化”はマニア相手なので、まじめにやっていては商売ベースに乗せるのは難しいのかも知れない。ある程度の妥協も必要で、現実にはこの店でも妥協はしていたようで、本来は店名が示すようにジャズがメインのライブを行うはずが、日本のポップス歌手のライブもラインアップしていた。実際、私がこの店の会員になったのも、石川ひとみのライブがあると聞いたからだ。

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結局、延期となりそして中止となった。非常に残念である。石川ひとみの生の歌声が聴けなかったことも、ブルーノートに行けなかったことも。結局、手元には会員証と会誌のみが残った。

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復活はあり得ないのだろうか?

 

スパイ大作戦が好き

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今では『スパイ大作戦』と言ってもピンとこない人も多いような気がする。トム・クルーズ主演の映画『ミッション・インポッシブル』のほうがメジャーになったからだ。元々、昭和な時代の海外ドラマ枠(主に深夜放送)の人気番組で、ドラマの方も原題はミッション・インポッシブルだったが、邦題になぜか『スパイ大作戦』と付けられた。イメージ的には主人公たちはスパイ組織に見えるが、実際にはスパイ活動を阻止する秘密組織である。つまり、邦題を解釈すれば、”スパイをやっつける大作戦”ということになる。

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オープニング

その内容の説明に関しては、Wikipediaに任せる(手抜き)。

ja.wikipedia.org

ドラマの魅力としては、基本ストーリーが勧善懲悪で日本でいうところの水戸黄門みたいな、毎回、話の展開が同じでワンパターンとも言えるが、見ていて安心感がある点がポイントで、そのために細かい設定や小道具などに集中できるわけだ。はっきり言って全体的なストーリーなどは取って付けた感じのオマケで、枝葉のほうがメインなのだ。もちろん、各キャラクターも個性的で、各々魅力も持っている点も無視できない。なので、ファンにとって誰に感情移入するかも人それぞれで興味深い。

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主なレギュラー

さて、刑事コロンボの『絶たれた音』のチェス・シーンを見て、スパイ大作戦の『悲しきチェックメイト』というエピソードを思い出したので、日記にメモしておこうと思った次第。

同じチェスを扱うだけでなく、チェスの対戦者のうちの一人が補聴器をしている点で、映像的にも似ているのである。コロンボのほうは本物の補聴器(という設定)だが、スパイ大作戦のほうは、補聴器に見せかけた受信機という違いはあるが、補聴器の本体を胸ポケットにしまい、そこからコードが伸びて左耳のイヤホンに繋がっている感じは、ほぼそっくりで、しかも人物のキャラの雰囲気も似ているのだ(異論もあるかもだが)。

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このエピソードのあらすじは以下の通り。

コンピューターを使い、チェスの名手を打ち負かしたローラン(マーティン・ランドー)。そのローランに対し、名手が持ちかけたのは金塊の強奪計画だった。
政府に奪われた民主化運動のための金塊。これが保管されるホテルでチェスの大会が開催される。金塊を狙う国際的泥棒グロートは優勝候補。IMFの目的は彼らの計画を阻止しつつ金塊を奪い、運動家達に返すこと。ローランも大会に参加し、コンピューターを用い勝ち進む。そんなローランにグロートは金塊強奪計画を持ちかける。

 (https://perry-r.hatenablog.com/entry/2017/03/02/224559 より)

コンピュータを使ったチェスのプレイは前振りであり、敵を誘導するためのネタでしかないが、スパイ大作戦に登場するネタとしては良くできている。もちろん、当時のコンピュータは今と全く異なる外観と性能で、人間に勝つようなプログラムは存在しなかったはずである。でも、このような当時の”空想”が結果的に現実になっており、なかなか興味深い。中には(今見ると)荒唐無稽なものもあるが、様々な道具や機械が登場するスパイ大作戦を、毎回、楽しみに観ていた。

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コロンボもそうだが、昔のドラマを観返すと、当時の様子が鑑賞出来て面白い。このエピソードでは、チェスの会場のシーンが細かく登場し、色々とチェックできる。チェスの大盤、手書きの棋譜、アナログの対戦時計、携帯式のチェス盤などだ。なお、上記の写真の右下のブローチは、大盤を映して仲間に棋譜の映像を流すスパイ・ツールである。

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コンピュータを使って勝ったことがバレて(というかワザとバレるように仕向けた)、コンピュータの前で”名人”と対戦するシーン。初手からコンピュータを使うのかと思って観ていたら、そこだけは”定石”として人間が打っていたが、なるほどと納得した。初手からコンピュータの指示に従って打たせるのは、時間がかかり不自然だからだ。あと、チェックメイトの後、負けたほうがKingの駒(将棋の王将に相当)を指先で倒すシーンがあるが、チェスならではだな、と感心した。これらは細かい演出だが、チェス・ファンが見ても自然で、雰囲気づくりには大切なポイントだと思った。

こう書いてると、何回も観ている手持ちのスパイ大作戦のDVDを、また観たくなってしまった。

以上。

刑事コロンボ#16「絶たれた音」

原題:The Most Dangerous Match(直訳:最も危険な試合)

日本語版:1974年 NHK総合

 
【今回の小ネタ】
 
コロンボの登場後に殺人が起こる
被害者がコロンボの登場後に実際に殺されてしまうという、全エピソードの中でも他にはない悲しいエピソード。「溶ける糸」では阻止できたのに、なぜコロンボは犯人の実行を阻止できなかったのか、悔やまれるストーリーだ。
 
☆取り替える~なら
珍しく幌をはずした状態のコロンボの愛車に同乗したクレイトンが、車中で「今朝、補聴器のトランジスタを取り換えに行ったしね。昨夜壊れたんでね」と言っている。
"I stopped to pick up a new transistor for my hearing aid, it went out on me last night." 
常識的に考えると、取り替えるのはトランジスタではなく電池だと思う。壊れたなら本体ごと取り替えるはずだし。何か特殊な補聴器でトランジスタを交換できる仕様なのか。この頃のTVは真空管タイプも存在しているはずで、真空管の取り換えなら理解できる話だが。(その後のシーンでは「修理」と言っているが……)
 
エスカルゴって……
被害者が(犯人の前で)エスカルゴを食べるシーンがあるが、どう見ても美味しそうには見えない(専用の器具を使っているのは興味深いが)。とは言いつつ、先日、サイゼリヤエスカルゴのオーブン焼きを食べた。もちろんガーリック風味が効いていて、相変わらずワインに合う美味しさだった。

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エスカルゴ(下はサイゼリヤ

☆エノコログザ

今回もコロンボの愛犬が登場するが相変わらず動きが鈍い。というか、エノコログサが体に付いて医者にかかったらしい。それで思い出したのが、コロンボ関係のイラストを描いているえのころ工房。もしかしたら、このエピソードが元ネタなのか?

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☆チェス&チェッカー

日本では将棋が静かなブームだが、このエピソードではチェスが扱われている。2つのゲームの大きな違いは、取った駒の扱いだ。将棋のほうは自分の駒として使えるが、チェスでは使えずそのまま放置だ。まあ、チェスの駒は白黒に分かれており、外観的にも再利用は不可能だなのだが、洋の東西における考え方の違いが垣間見え、その辺が興味深い。なお、チェスのおまけ的な扱いのチェッカーは、一見地味だが面白いゲームで、コロンボも獣医と遊んでいる。

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チェスの多面打ち

テーブルゲームで一人の強い人が、その人より弱い複数人を相手に、同時に試合をする形式を「多面打ち」と呼ぶが、今回のエピソードでは犯人が(おそらく)10人を相手に行っている。

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多面打ち

多面打ちで思い出すのが、漫画(アニメ)の『ヒカルの碁』である。主人公のヒカルやそのライバルである塔矢が複数人を相手に囲碁を打つシーンがあるが、心理など細かく描かれておりドキドキするシーンの一つである。なお、『ヒカルの碁』は、アニメにおけるマイベスト3に入っている大好きな作品だ。

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ヒカルにとって最初の多面打ち。2回目もある。

☆今回の目立った小道具

今回のエピソードで注目した小道具が「対局時計」。チェスや将棋・囲碁などの時間制限付きで2人対戦する場合に使われる専用の時計(正確にはタイマー)だ。あらかじめ双方の制限時間をセットしておき、自分の手を打ったら自分側のボタンを押すと針が止まり、相手の時間が減っていく仕組み。コロンボの時代ではアナログだったが、現代ではデジタルが主流である。基本的にはプレイヤーが自分で操作するが、将棋や囲碁のプロの対戦では、同席する人間(記録係)が代わりに操作することもある。

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 ☆補聴器姿のチェス・プレイヤー

何かデジャブっぽいと思ったら、チェスのプレイヤーが補聴器(のようなもの)を着けて対戦するシーンは、1968年の米国TVドラマ『スパイ大作戦』のシーズン2、第17話「悲しきチェックメイト」(原題:A Game of Chess)にも登場する。

 

詳細は別途まとめる予定

 

以上。

 

Webサイトの電子BOOK化

ニュースや解説記事の中で複数ページに渡っているものがあり、「次へ」をクリックして読むわけだが、ページ数が多いと結構めんどくさい。途中に広告のバナーがあって、それをクリックさせようとしているのか、紛らわしいレイアウトになっており、落ち着いて読めない。

大した内容でなければ流し読みすればよいが、あとでじっくり読みたいような記事は、電子ブック形式で保存出来たらいいのに、と思ってネット検索したら、やっぱりそれを実現する方法が存在した。

見つかったツールは、Google Chrome拡張機能を利用しているようだ。

ツールのダウンロード・組み込み

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EpubPress - Read the web offline - Chrome ウェブストア

上記のツールはChrome拡張機能なので、他のブラウザーでは使えないが、他にも方法はあるらしい。当該ページからインストールすると勝手にChrome拡張機能が増える。

EpubPressの設定

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私の場合はPCで電子ブック化してiPadで見たいので、iPadで受信できるメールアドレスも設定した。FileTypeは、”epub”を指定した場合は汎用形式となり、iOS標準の電子ブックリーダー(ブック)で読め、”mobi”を指定するとKindleで読める形式に変換される。それぞれ一長一短があるようだ。

電子ブック化したいWebサイトを表示する

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Webページ例:新型コロナの収束シナリオとその後の世界:日経バイオテクONLINE

準備としてはChromeにてWebサイトを表示するわけだが、複数ページになる場合は、マルチタブとして順番に並べる必要がある。上記の例では8個のタブを開くことになる。

拡張機能からEpubPressを呼び出す

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Chrome拡張機能メニューから、EpubPressを呼び出し、まずはTitleを入力する(上記の例で”SENARIO”は綴り間違いで正しくは”SCENARIO”)。Titleは自動生成されるデフォルトでもいいが、電子ブックリーダーのサムネイルでタイトル表示される文言になるので、分かりやすい名称にする。ただし、日本語入力してもリーダーによっては文字化けするようだ。

ページ指定して変換実行

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余分なタブがなければSelect Allをクリックする。余分なページがある場合は、個別に取捨選択する。最後にDownloadをクリックする。

変換が開始されPC上での作業が完了

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Successと表示されたら変換が終了され、指定されたメールアドレスに自動的に電子ブックファイルが送信される。

iPad側でメールを受信し電子ブックリーダーに保存

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iPadメーラー上で添付ファイルをタップし、電子ブックリーダーを選べば自動的に転送・保存される。

電子ブックとして快適に”読書”

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これで寝転がっても快適に読めるようになった。下記のように目次も自動的に作られる(Webページのタイトルに依存するが)。 

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以上。

 

安物買いの銭失い

このところ、レコーダーで予約録画したTV番組などをブルーレイにダビングした時に、エラーになることが多く、イラっとくることがある。

その原因の一つと思われるのが、記録メディア。いつも50枚組のパックを購入するが、今まではVictorやMaxellなどの有名ブランドだったが、電気店でたまたま安いのを見つけて買ったのだが、その時から時々エラーが発生するようになった。

ブランド品でも運が悪いとエラーになることもあるとは思うが、今までは1回のエラーにも遭遇しなかった。だが、B級ブランド(昔からあるメーカーだが安いのが特徴)のメディアになってから、かなりの確率でエラーが出るようになった。

50枚のうち半分ぐらいを使った段階で、4枚のエラーが発生しているので、かなりの確率となる。初期化に失敗したり、クローズができなかったり、昨日は書き込めるのに再生できない症状が2枚連続で発生し、この時はさすがにイラっと来た。

救われるのは、このメディアは保存用ではなく、あくまで別のプレイヤーで再生するのを目的としているため、大事な録画内容はハードディスクに残してある点だ。1回だけ見て消すような番組は、ダビング後に消すわけだが、再生を確認する前に消しているので、今回のような場合は二度と見ることは出来ない。

やはり、ブルーレイのような高密度な記録メディアは、信頼性を重視したメーカー選択をするべきだと思った。

★今回購入してエラーが頻発したメディア。

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★ダビングしたブルーレイディスクをプレイヤーで再生しようとしたら……

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★念のためにファイナライズしようとレコーダーに入れたら……

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★記録面を見てみたら縞模様を発見。通常はこういう模様はつかない。

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以上。

刑事コロンボ#15「溶ける糸」

原題:A Stitch in Crime(直訳:犯罪の縫い目)

日本語版:1974年 NHK総合

 
【今回の小ネタ】
 
☆"ミスター・スポック”の登場
今回の目玉はなんと言っても、犯人役である(ミスター・スポックこと)レナード・ニモイだ。スタートレック宇宙大作戦)の一連の作品に主役級として登場し、その外観や話し方の特徴から、人々の記憶にしっかりと刻み込まれている名優である。惜しくも2015年に他界したが、晩年までずっと活躍していた。

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ニモイのファーストネームLEONARD”は、通常レナードと発音するが、改めて調べてみるとなかなか興味深いことが分かった。
レナード (Leonard) は、英語の男性名および姓。イタリア語やポルトガル語のレオナルドに相当する。英語の通常の読みでは「レナード」が近く、「レオナード」ではないが誤ってこのようにカナ表記されることもある。
Wikipediaより抜粋引用)
また、下記のようなブランド名にもなっており、発音も異なる。
さらに、Leonardo Wilhelm DiCaprio(レオナルド・デカプリオ)や、Leonardo da Vinciレオナルド・ダ・ヴィンチ)なども似た綴りなのでややこしい。

 

☆ニモイ扮する犯人役のファッション

医者が犯人ということで白衣や青い手術着のシーンも多いが、実は様々な種類のスーツを着たシーンも気になる点である。しかも、途中までは上着は着替えるが、シャツはずっと同じものを着ているのである。また、ネクタイは適宜、替えているようで、なかなかのオシャレとも言えるが、シャツのバリエーションはないのかが気になった。

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 途中、カジュアル・ファッションのシーンもあるが、やはりスーツ姿が似合っているように思う。あくまで個人的な意見ではあるが。

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 そして、最後のほうで、やっとシャツも別のものに着替えているのである。

☆様々な手術用の機器

今回は病院内、しかも手術室でのシーンがメインなので、外科手術に使用されるであろう様々な機器が登場する。専門外なので何がどんな機能を持っているかは分かりかねるが、大きく分けて人工心肺などの外科手術用と計測機器に分かれるだろう。

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着目したのは血圧や心拍数などを計測する機器の古さだ。

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今なら測定器はデジタル装置になっているはずで、でもコロンボの時代では外観がかなりレトロな感じなのだ。特に数値の表示部分が、今では見ることのないニキシー管になっていて、思わず見入ってしまった。上記の写真では上の機器がニキシー管を、下の機器では今でも使用されている蛍光表示管(FL)を採用しているようである。

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ニキシー管は特殊な構造をしている

ニキシー管で思い出すのが、面妖なディズニー映画『トゥモローランド』だ。作品の中で特徴的に使われており、印象に残る。

以上。